一番幸せになる

日々

余裕

あなたがやるべきことは、まずはあなたのことだ。もちろん他人を気に掛けることも悪くはない。けれどもあなたがご機嫌にいられると誰かにも優しくできる余裕ができる。その余裕があなたがやりたいことをやるための原動力となるわけだ。毎日が忙しすぎて、もう仕事や家事のことでいっぱいいっぱいだと誰かに心を向けることなんて夢のまた夢となるわけだ。あなたが一番満たされていれば、どんなことが起こったとしても冷静に判断することができるだろう。そしてそのご機嫌を維持するために、誰かのせいにしたり、周りのことに依存したりするのは本末転倒だということにも気がつくだろう。あなたの機嫌はあなたが取るしかないし、あなたが他のなにかに依存し続けると結局のところあなたがコントロールできることも少なくなってしまうからね。だから常に一番にしなければならないことは必然的に決まってしまう。

お裾分け

そう、あなたが幸せだとそれを誰かにもお裾分けできる。けれどもあなたがそうでないのにそれをしようとするのはかなり無理がある。例え無理してそうしたところで、その結果誰も大して幸せになれないとすれば目も当てられない状況となってしまうね。だからまずはあなたが幸せであるということが大前提でないと、何もかもがうまくいくはずもない。そしてあなたが一番心地よいと感じることは、あなたしかわからない。だからそれを可能にするのも人任せではなくあなたしかできないことだ。だからといって急に大金持ちになったり、豊かな暮らしを実現しなければならないということでもない。ちょっとした気になることをすぐに片付けたり、以前からもやもやしていることを解消したり、美味しいものを食べたりすることでそれは可能だね。そんなシンプルなことであなたの気持ちが大きく変わるのであれば、それをしないなんていう選択肢はないはずだ。

溢れ出る

結局のところその溢れ出た余剰の幸せによって、あなたのみならず周りの人々も幸せを享受できるわけだ。だからこそあなたが一番でないとそれは不可能なんだね。この世で一番幸せであると心の底から思えて、すべてのことに感謝している状態においては何ら争い事も起こるわけもないのはそのせいだ。ところが、あなたはいつも不満に思っていて、誰も彼もがあなたよりも笑顔でいると知ったときにあなたは嫉妬の塊となってしまう。そんな状態であなたは幸せとは言えず、さらには周りに笑顔を振りまくことすらできないわけだ。とにかく平穏で幸せを感じながら生きていたいのならば、兎にも角にもあなたが誰よりも幸せを感じられるかどうかにかかっている。それが打算的で表面的なものであったり、何かの見返りを求めている偽物の幸せだとうまくいかないのも頷けるだろう。とにかく優先事項として最も大切なのはあなたが幸せを感じることができているかだけだということはなんとなくわかるだろう。そのために今できることはすぐにわかるはずだよ。