バズったら負け
優先順位
あなたは何よりも優先順位を仕事や勉強に置きすぎている。仕事がなくなってしまえば生きていけないと思い込んでいるからだ。勉強にしてもそれをやらないといい暮らしができないという点では、仕事と直結しているからに過ぎない。でも、生きるということは、それが必須であると思い込めんでしまうといちばん大切な幸せを感じるという体験が蔑ろになってしまう。苦労することが当たり前だし、生きることは辛いことだと一旦思い込んでしまうと、楽しんだりリラックスしたりすることが特別なことになってしまうからね。でもそれは全く逆なんだよ。本来あなたは幸せの真っ只中にいるわけだし、それを楽しみんだり噛み締めながらいろんな出来事に対処していく冒険の旅なのに、まずは辛くてやりたくないことをずっと我慢していることが前提となって、芸術や美術や演劇などを楽しむなんて夢のまた夢だと思っている。優先順位がおかしくなっているから、あなたは毎日浮かない顔をしているわけだ。
笑顔
毎日笑って過ごしたいと思っているのならば、まずは笑えば良いだけのことだ。生きるための糧を稼ぐ仕事であっても、最低限の稼ぎがあればいいだけのことだし嫌なことは断るか、後回しにすればいいだけのことだ。それを最優先にしてさらに自己犠牲を伴うようなことばかりしていると、ずっと報われないという思いばかりを感じてしまうわけだ。そうではなく、損得は関係なくやりたいことをやればいいだけだし、そのことによって周りも幸せにすることができるだろう。その結果、あなたの周りには幸せな人々が集まるようになる。大成功したり他人に自慢できるような地位や名誉は得られないかもしれないけれども、あなたは幸せを運ぶ人として数人からは感謝される存在になっているのは間違いない。それで十分じゃないかな。もちろんそんなレベルではなくもっと高みを目指すのだと思うことは悪いことではない。けれども、あなたを嫌う人と同じぐらいに好きだと言ってくれる人がいるだけで、やっぱり幸せであることには違いないね。
規模と数
いつの間にか資本主義の世の中に毒されて、数や規模が優位になる必要条件だと教えられてきたせいで数人のファンがいるだけではあなたは満足できないままでいる。でもそれが数万人に気に入られたとしても、その状態は不自然な歪をはらんでいることが多いね。だから、あれほど人気者だった人がそっと静かにいなくなったりするわけだ。それは数ではないことを示唆しているね。数万人に愛されたとしてもそれはあなたの虚像を見ているだけであって、そうなればなるほどあなたは一番苦しくなるわけだ。そうではなく、心置けない数人の仲間となんでもない話をしている瞬間がこの世で一番の幸せを感じる瞬間だね。お金や損得もそこには付け入る隙もなく、ただただ楽しくて穏やかな時間がそこにある。そしてそれは永遠であり、まるで時間が止まったような瞬間でもあるね。あまり数や規模ばかり意識しすぎると、あなたという本質は消えてなくなり、多くの人が生み出した虚像に合わせて生きるしかなくなってしまうから気をつけないとね。