ルールを書き換えよう

日々

遊び

あなたは本来遊ぶことが大好きで、特に友人と一緒にやる遊びは夢中になって楽しんでいただろう。幼き頃、なんてことのないルールを決めて、鬼ごっこにしてもかくれんぼにしてもオリジナルのものを生み出していた。それが楽しかったりしたわけだね。そんなローカルルールというか、ちょっと無茶振りのルールでその日一日大笑いし合ったわけだ。今となってはいい思い出として思い出すぐらいでしかない。そんな幼少時代を経て、大人になった今ではオリジナルのルールにしようものなら大目玉を食らってしまうようになった。だから独自にルールを追加したり、改変したりすることはタブーとなっているね。でも本当にそうだろうか、少しだけ考えるぐらいなら許されるだろう。そもそもどうしてこんなルールなんだと感じているのならね。あなたが新たに作るとしたらもっと面白くできるかもしれないよ。

仕事と趣味

仕事は遊びや趣味とは違って、真面目に取り組まないと上司に怒られてしまうものだと思っている。一方、休日に嗜む趣味の世界は、あなたが自由にそのルールのさじ加減を相変わらず調整し続けているね。適切なバランスが崩れた独りよがりのルールではすぐに楽しめなくなるからだね。几帳面でもあるあなたは公私をしっかりと区別しているだろう。けれども、それを仕事のルールに適用してみればどうだろうか。仕事も趣味もそれなりに楽しめるものになるかもしれない。でも仕事はあなたが勝手にルールを変えることができる権限や地位は持っていないと反論するだろう。もちろんその決裁権限がないとしても、あなたの心の中だけのルールを変えることは、あなたが自身がキーパーソンだね。だからあなただけのルールを構築すればいいし、それが面白くなければいくらでもあなたの世界においては変えていいわけだからね。趣味も仕事もあなたのものであるわけだから、その区別もあなたがいい具合にやればいいね。

評価と真面目さ

言われたとおりにやらなければ、評価されないだろう。実際はそれすらも実現困難な場合が多い。それを無理にでも達成するために日々が辛くなっているのならば、一旦そのことは忘れてもいいね。もちろん期日までになんとかしなければならないとしても、それまでをどう組み立てるかまでは決められていないことが多いだろう。いやそれすらも決められているというのであれば、ルールのスキマを探してみよう。目標を達成しなければ一体どうなるか、までを掘り下げてみれば、おそらく給料が上がらないとか、昇給できないとか、最悪の場合でも少し給料が下がってしまうぐらいだろう。解雇されるまでの不祥事はよっぽどのことだね。結局のところ、だからどうした、という問いを続けてみればいい。最悪死んでしまうところまで行き着くだろうけれども、それまでのプロセスを洗い出すことができれば、結構あなたなりのルールに変えてもいいことに気がつくだろう。なら、まだまだ楽しむ余地はあるわけだね。