平凡こそ奇跡
挑戦
何も挑戦しない人生はつまらないと思っている。だからできれば安全を確保しつつもより大きなことに挑戦したいとは思っている。でもどんどんと守るべきものが増え、やるべきことも多くなってなかなかやりたいそれらに手を出せないままでいる。だからもっと身軽に生きたいと思っているけれども、なぜかそういうときに限って状況がむしろ悪化していくわけだ。自分だけのことで収まるのならば、何も失うこともないだろう。けれども人間関係が複雑になるにつれ、それを躊躇する要素がどんどん増えていくわけだね。もうしがらみに雁字搦めになってしまって、むしろ自分を生きるということすら忘れてしまっている。あなたはあなたの人生なのに、あなたはどこかの誰かに操られているような感じだ。目の前にやりたいことがあったとしても、それに関わるコストや時間を考えてしまうと、二の足を踏んでばかりいる。そうして気がつけばあっという間に時間だけが過ぎてしまっているわけだね。
生き続ける
それでも、たいして大きくはなくても小さな挑戦はたくさんしているね。というか、それが生きることそのものであるから、どうしても避けられないことは仕方がなくこなすしかない。ちょっとした異動であったり、長期間の出張であったり、転職であったりするかもしれない。お店をやっていた人も一度畳んで再出発を余儀なくされることもあるだろう。あるいは離婚や離別など、どうしようもない悲しみを乗り越えてきたこともあるかもしれない。それは特にあなたからそうなるようにと願ったことではないけれども、勝手にそうなってしまって決断をくださないといけなくなるわけだ。いろんなしがらみで雁字搦めになっていると思っていたものの、壊れるときはあっという間にそうなるね。であれば、どちらかというと受動的にそれらをこなすことができるのならば能動的になっても同じことじゃないかと思うわけだ。
言い訳
何もしないで平凡な毎日を過ごそうとしても、それすら願いが叶わないのならば、いっそのことあなたからどんどん変えていく方がネガティブさはなくなるだろう。大切に誰かのことを思ってずっとあなたを押し殺していたとすれば、それは全くの時間の無駄となるわけだ。そんなあなただからこそ、愛してやまない人たちが突然あなたの元を去っていくわけだからね。そうではなく、あなたはあなたの人生を自らの手で掴み取ろうともがいているからこそ、あなたが大切にしている人やものがそばで応援してくれているわけだ。それをやらないままずっとモヤモヤしているのは、あなたがそれを勘違いしているだけのことだ。だから言い訳など考える暇があれば、やりたいことを少しでもあなたからやることが、あなたの応援団は喜んでくれるわけだ。もちろん相談すれば反対されることもあるだろう。けれども実は本当にそうであるのならば、あなたとはそぐわない人だと言ってもいいね。だから必然的にあなたがはっきりした態度を取れば、実はスッキリと片がつくはずだよ。