塗り絵

日々

日常

日々忙しく過ごしているね。だからこそ一日一日を丁寧に過ごしたいものだと常日頃から感じているだろう。そう、時間はあっという間に過ぎ、いつの間にか季節も移り変わっているからだ。何かにとらわれて夢中になる日々であれば、あなたの軌跡が確実に刻まれており、そのおかげであなたは不思議なことに充実感で満たされている。ところが、なんてことのない日々があっという間に過ぎていることを振り返ってみれば、軌跡がそこには見当たらない。だから不安になったり、なんとなく不満を覚えたりするわけだ。時間の流れはいつもと同じルーティンワークだと結局のところ新たな軌跡ができないまま、同じ場所に踏みとどまっているような感覚に陥ってしまう。それを防ぐにはいつもと違うことにチャレンジして、なんなら大失敗したり徒労に終わったりすることなんだ。

笑い話

結局のところ、そうやってやったことが結果的にあまり意味をなさなかったことが後々笑い話になるわけだ。そしてそれは軌跡としてあなたの心に刻み込まれていく。それが多ければ多いほど次のチャレンジの幅が豊かになるね。それを経験とか体験とか呼ぶのだけれども、それらは人生の糧となるとよく言われるのは、それらのことを通じた新たな試みがまた一つ生まれるという連続性を帯びているからだ。ところが前例を踏襲したり、なにか正解を探し始めると大失敗はしないけれども、成功とも呼べない結果となってあなたの心にはなにも刻まれないままとなる。大失敗はしないけれども、これからの糧になるわけでもない時間をずっと過ごすことになるわけだ。笑い話のネタにもならず、かといって成功体験と呼べるほどでもない時間があなたの人生を覆い尽くしていくわけだ。

塗り絵

白紙の状態から、あなたが望む色を塗っていくとき、あなたにはその色を自らで決めることができる。その結果そこにその色はないだろうというミスがあったとすると、いつまでもその違和感が全体を覆い尽くすわけだ。でもそれでいいし、もっといえばそれがいいわけだ。誰かの真似をしたり、正解を探して自らで決めた色ではなく、誰かがやっていたことを踏襲したその部分は記憶には残らないだろう。一方でそうではなく散々悩んだ結果、選んだ色が全体からかけ離れたとき、それはアートになるわけだ。もちろんあなたはやらかした失敗だと感じる部分だけれども、逆に言えばそれはあなただからこそそうなったわけで、唯一無二のものに違いない。そこを愛することがあなたが生きた証だと胸を張って言えばいいだけのことだ。そしてそれは誰にも真似できないあなたの軌跡が刻まれた瞬間でもあるね。だから何も心配しなくてもそのまま笑ってればいいわけだ。