ちょうどいい思考

日々

気にしない

謎解きのように人生を楽しむのは良いことだ。けれどもすべてを理解しようとすると途端に苦境にたたされてしまうね。あなたの好奇心や探究心を人生というステージに向けて、それらを紐解く毎日が充実しているのなら、それ以上は求める必要はない。わからないことはわからないままにしておけばいい。でもそれをあなたは知りたいと思ってあれこれと試みるわけだけれども、それ自体が人生の本質であって、そうか、わかったというところまではたどり着けなくても問題ないわけだ。そもそも理解不能だからこそ興味がわくのであり、それを攻略しようと前向きにいろんな方法で試行錯誤するからこその人生だね。それらは決して答えを与えることはないけれども、もうそのチャレンジに向かっている時点で正解だとも言えるわけだ。

わからない

わからないことは、実はわからないままにしておくほうがいいのはそういうことだね。わからないことがあるからこそ、あなたはそれに向かっていくことができるわけだ。もうすでにわかっていることには見向きもしないから、どんどんわかったつもりでもわかってないことがあなたの眼の前に現れている。どうしてこんなに予測不能なことが起こるのかと嘆いているかもしれないけれども、それがあるから、あなたは明日に向かうことができるという本質がそこにある。もしすべてをわかってしまって、それこそ万能の神の領域に達することができたなら、あなたの人生はそこで終わる。謎解きがどんどんとあふれるように出現するからこそ、あなたは生き生きとそれに向かって進むことができるのだからね。

ありのまま

だからこそ、ありのままそのままでいいという言葉に到達するわけだ。わからないことがあるとモヤモヤする。それがあるから、あなたはそこにいることを感じられている。それこそが生きる原動力であり、それこそが生きるという意味をもたらしているわけだ。それが薄れてしまって、無自覚にも思考停止してしまうとその実感と本質を見失ってしまうね。ああ、生きていても無意味だとか仕方がないという思考の根本はそこにあるわけだ。しっかりと日々起こる出来事に真摯に向かい合うことで、思考をやめることがなくなる。もちろん思考は幻想であって、思考を拠り所にするあまりに現実とのギャップに苦しむことになるからそこは注意したほうがいい。だからといって停止してしまうとあなたのワクワクも同時に失われてしまう。考えすぎずほどほどに考えるとはそういうことなんだよ。