あなた第一主義
無理は良くない
一所懸命にやるとか、無理してでも達成するという意気込みはわかる。けれどもあまり勧められないことでもあるね。もちろん頑張ったら評価されるようなこの世の中で、なんの取り柄もないあなたが評価されることといえば、頑張るしかないというのもわかる。けれども他人の評価ばかりの中で生きるのを少しやめてみてはどうだろう。特に褒められたり、誰かに感謝されることであなたの存在価値が生まれるだろう。けれどもそうでなくてもあなたは一番あなたのことを大切にしなければ誰もしてくれないわけだ。だからあまりに他人の目ばかりを意識しすぎるのも良くないと思うんだ。あなたがたとえ嫌われようとも、誰かの評価が最低となったとしてもそれはそれだけのことだ。あなたの一番大切にしなければならないことは、結局のところあなた自身しか存在しないのだからね。あなたという幻想を他人の影の中に見るか、それともあなた自身でそれを見るかという問題でもある。
制限
限られた時間の中で、あまりに他人の顔色ばかりを伺うのは得策ではないと言っているだけだよ。何もだからといってわがままになれとか、自分勝手にしなさいと言っているわけでもない。本来優しいあなたはそうしたところで心地よくはないだろう。それはあなたを大切にはしているとは言えないね。だからそうしたところでそれは無理しないというよりも余計無理なことだ。誰かを大切に思い、その愛情を育むことは人生にとっての主要な価値ではある。ところがそればかりだと自分を見失ってしまうからなんでもそうだけれども、行き過ぎは良くないよということだ。まずはあなたが幸せで穏やかに過ごせるようにしないと、あなたの必死の形相ではその優しさも半減してしまうからね。自分ごとをせめて半分以上にしよう。そして誰かのことをその残りでやってあげるのがバランス的にちょうどいいかもしれない。すべてが誰かというよりも、あなたがしたいことをしっかりとやって、遊ぶときは遊び休むときは休むことで一番はあなたをいたわることをおすすめしているわけだ。
肉体
そもそも眠っているときにはあなたは自分の肉体を忘れているね。だから無意識ではあなたの肉体は存在しない。意識があっての肉体だ。でもその肉体が悲鳴を上げているのならばメンテナンスした方がいい。身体はあなたが活動しているときに現れる幻ではあるけれども、そこにほころびがあるのならば直してあげたほうがいい。その上で意識活動を再開した方が結局のところすべてがスムーズでうまくいくはずだ。それをないがしろにしてまで誰かのためにやるのは本末転倒だね。それはあなたを大切にするためにやっているというのに、それがやればやるほどあなたが疲弊してしまうからだ。だからまずはあなたがご機嫌でいられるようにすることがまずは優先しなければならないのだよ。それは決して悪いことでもずるいことでもないよ。あなたが好きなことや心地よいことをまずはやって、あなたが不快に思うことはまるごとスルーすればいい。自分勝手ではなく、あなたがこの世界を優しさに溢れさせるには必須のことなんだよ。