右から左へ受け流す

日々

自己肯定感

あなたはすでに勝者であり、とてもよくやっている。誰かにそう言われないとしてもそれは厳然たる事実だから心配しないでいい。むしろよくわからない誰かに評価されることばかりを基準として生きてきたから、あなたはとても不幸だと思い込んでいるだけのことだ。なんだかんだいろんなことがこれまであったにもかかわらず、今こうしてくつろいでるのであるのならば、やっぱりあなたは間違いなく選ばれし人に違いない。なぜならそれすらも叶わない人も一方ではたくさんいるからだ。だからもっと自分自身に自信を持てばいいし、なんなら褒めてあげるのも間違いではない。そんなうぬぼれた態度すらあなたは謙虚にやってはいけないなどとさえ思っているのだからね。だからわがまま放題になれというわけでもないし、たとえそうしようとしたところであなたはそれをやろうとしてもできないだろう。もうその時点であなたは神の領域に達しているのだからね。

評価

あなたのことをろくに知らないひとからの評価は風が吹いているように受け流せばいいだけのことだ。あなたもそれほど彼らを尊敬できる対象として見られないのであれば余計にそうだね。知らない人が知らないあなたをどうこう言おうともその批評の価値は全くのゼロであるからだ。そんなゴミみたいな意見にもあなたは真摯に受け止めて反省しようとしている。それはそれで素晴らしい態度だと言えるけれども、一方でそれはちょっとやり過ぎなんだよ。あなたは自らを磨いてさらなる高みを望んでいる。その姿勢は行き過ぎると良い効果よりも悪影響にも変わってしまう。何事も行き過ぎたものは良くないからね。ちょうどいいバランスとしては、受け流すぐらいがベストだ。そういう感想や意見もあるという事実だけを心に留めておくだけで、もはやそれ以上のことは全く必要がない。あなたはすでにあなたとしてきちんと分析できているから、今のあなたを形成できているのだからね。

傷心

でもやっぱりどうでもいい人からであっても、心無い批判は心が傷つくね。それはあなたが少しばかり優しすぎるからだ。もっと言えばそうやって揶揄する人たちの問題までもあなたが引き受けてあげようとしているからでもある。しかしながらそれらはすべてあなたの問題ではなく、彼らの心の問題だ。いくらあなたがスーパーマンであったとしても、そんなすべての人を助けることはできない。あなたにとっては心苦しいかもしれないけれども、それらはあなたが解決してあげることなんてできないね。あなたはこれまでもこれからもあなたであり続けることしかできないし、もちろん変化には柔軟に対応するとしても、すべてに関わる時間すらない。それが腑に落ちればあなたに対する何かしらのノイズは、すべて聞き流すことができるようになる。そしてそうすることで不思議なことにそれらのノイズさえ少なくなっていくわけだ。なぜならあなたにさらなる魅力が備わり、むしろ批判する人たちを逆風が一掃していくからだ。