あなたの足元
誰のため
いろんなことがうまくいかない。ようやく一段落というときに、また次の問題がなぜか起こり続けているね。それはあなたが足元を見ずに、ずいぶん遠い先の栄光ばかりを見つめているからだ。もっとできるはずだと色々と施策を打つわけだけれども、そのどれもがいまいちな結果か、良くてまずまずといったところでウロウロしているね。稀に会心の一撃みたいなこともあるにはあるし、そうなったときは一時的に有頂天になったりもする。けれども、総じて見てみると思ってたほどではない。だからこそ続きがあるわけだし、飽くなき挑戦は果てしなく続けることができる。そうやって、いろんなことを体験しながら、ふと一番の成功者は誰なんだと考えた時、それは他でもなくあなただと気づく。だって、あなたが全部、それらの経験を生きる糧としてすべてを享受しているわけだからね。
悲喜こもごも
だから首尾よくうまく行ったら大成功だと喜び、いまいちのときは失敗だと悲しんでいる。それらを繰り返すことであなたは確実に成長しているわけだ。だから失敗も成功もそういう意味ではどこにもないとも言えるね。なぜならその基準はすべてあなたが恣意的に決めているだけのことだからだ。もっとうまくできたはずだと思っているのもあなただし、これはもう満点だろうと合格させているのもあなただ。もちろん誰かが作ったテストではそうもいかないと思い込んでいるけれども、たとえそれの点数がいまいちであっても、あなたはそれを体験している。そしてそれがどうしてそうなったのかも記憶として残るという意味では貴重な体験の一つだし、いいも悪いもすべてはあなたの経歴として余すことなくすべてがあなたそのものとなる。
あなたのせい
そうやって視点を誰かからではなく、あなたに向き直したとき、すべてはあなたが選ぶことができる。そもそもあなたという存在自体は本当にあるのかどうかもわからないし、あなたは誰かの幻影かもしれない。しかしながらあなたがすでにそうやって色んな経験をしてきたことを振り返ると、あなたはすでに余りあるものを手にしているわけだ。ちょっとした成功体験もあるし、失敗して辛かったこともたくさんある。そしてそのどれもが誰にも奪われないものだし、同じことを誰かに分かち合おうとしても難しいことばかりだね。あなただからできたことばかりだし、あなただからそれをなんとも思わなかったことばかりだ。そこに他の誰かやなにかがつけ入る隙はないね。すでに十分にあなたには様々な経験があり、ほとんどのことを手にしている。未来の栄光ばかりを見つめていては、あなたの足元にある宝石には気づけないのはそういうことだよ。
