夢の中へ

日々

若さ

若さとは振り向かないで、前しか見ていない状態のことだと言える。若気の至りとかで反省するのは、もはや若くはないということでもある。そうやってどんどん歳を重ねるといい意味では過去の教訓を活かすことができるとも言えるけれども、悪い意味では過去ばかりに囚われすぎているとも言える。だから先回りして後輩や子どもたちにはそういう失敗をさせないようにと、ついつい口を出してしまうわけだ。そんな小言ばかりを聞かされている若い人たちからはうざがられるのも無理はないね。あなたもそんな時があったとふとまた振り返って気がつくのだから。経験とは人生の糧となり知恵ではあるけれども、そればかりを細々と気にしてばかりいるとあっという間に人生の時間は過ぎていく。できることならば、同じ失敗をもっと上手に重ねていくように、振り返りつつも一歩前にあなたも進んでいくことができれば、それだけで素晴らしい体験となり、その姿勢は若い人たちにも受け継がれていくだろうにね。

夢を叶える

夢ばかりを追い求めている若者は、あなたにとって見れば危うい存在にしか見えないだろう。なぜならあなたもかつて幼き頃は夢があったからだ。しかしながら現実はそうなっていないことばかりだと知るとき、そんな若者の気持ちが痛いほどよくわかるからだ。しかしあなたは夢は現実とは違うと考え始めたのはいつの頃からだろう。もしかしたら本当の夢はすでに叶っていて、まさに今夢の中を生きているのではないかと疑ってみることも大切だね。もちろん憧れのなにかにはなっていないにせよ、こうやっていろんな助けを得て生き抜いている。さらには思っていたのとは違うけれども、小さなしあわせをときに感じながら過ごしている事自体がもはや奇跡と呼ばずしてなんというのだろう。単純に憧れたそれは、そのときにそう思っていただけで、それよりも充実して安心して暮らしているのであれば、もはやこれ以上の実現はないと言ってもいいね。

夢中

あなたはいつでも夢中になれる。今はその対象が変化しただけのことだ。失敗のない人生などどこにもないし、成功ばかりの人生もどこにもない。それこそありもしない夢と言っていいだろう。あなたはそこで夢の中を彷徨っている。人生設計など企てて、キャリアプランとか人生戦略とか指南書はたくさん世に溢れている。それもまた夢の中にあるわけだ。資格を取って悠々自適な暮らしを夢みたり、成績優秀で誰かが羨む存在になりたいという夢をみたり、趣味に興じて豊かな時間だけを過ごすことができるように画策したりしているだろう。すべては夢であり、振り返りつつも夢中にいつでもなれるわけだし、すでになっている。若さとは振り返らないことならば、あなたはまだまだ若いと言ってもいいね。そして夢中になれるなにかを見つける力も失われてはいないのだから、やっぱりあの頃と何も変わってはいないんだよ。