からくり人形
成功の架け橋
どうもうまくいかないことが多い人生。それはあなたが思っていたようにはならないことばかりだと感じているからだ。ではあなたが思っていることの正体は一体なんだろう。なにも大成功を望んでいるわけではないし、人も羨むような存在になりたいわけでもない。ただ身近な人が笑顔で幸せに暮らすことができればいいだけなのに、なんて思っている。そんなことすら叶わないあなたの人生に、ちょっと文句の一つも言いたくなってしまうわけだね。ところがそれはちっぽけな幸せだと決めつけているのはどうしてだろうか。些細な幸せとかそんなふうに感じているのはあなた自身だね。それが実は一番大きな夢であるにも関わらずだ。大成功なんていう幸せは、実はあなたにとっては大きな幸せではない。どちらかといえば絵空事であり、そうなったとしてもあなたは満面の笑みを称えることはない。だからちっぽけな幸せこそが、実は大成功なんだという真実に気がつかないままなわけなんだ。
ピース
そもそも大きな一つの幸せがそこにあって、今はそれらが欠片となってバラバラになって散りばめられている。そしてその欠片が出会ったとき、それがたまたま一致したときにあなたにとっての最大な幸せが訪れる仕組みだ。すなわち、あなたが一つの欠片であり、それだけでも特に問題はない。けれどもたまたまそれがちょうど合致するもう一つの、ちょうど合致する欠片と出会ったときにそれを感じることができる。なにか温かくて懐かしくてずっと前からそうであった感覚に襲われるのもその証拠だと言っていいね。すなわち、あなたは大きな幸せの一部であって、今は何らかの事情によってその一部として切り取られてしまっている。けれどもちょうど噛み合うピースと出会ったときにもとの大きな一つであったことを思い出すわけだ。だから幸せな感情は追い求めるものではなく、一つになることであり、一つということはあなたのルーツであるということを示唆しているわけだね。だからなにか得たもので幸せになれるとか、成功したから幸せとかではないということがその本質となる。
永遠の正体
それらを取り戻すというか、もとの姿に近づくことができること自体がその正体であり、そういう意味でも身近で小さな喜びが幸せの正体なんだ。だから大成功とか大金持ちとか、有名人になるとかは実はまやかしの幸せであると言っていいわけだ。この世を変えるような偉人にはなれないから、ちっぽけなあなたという存在にがっかりすることはナンセンスであるし、この世でそう呼ばれること自体もそれほど重要なことでもない。なぜならあなたの世界にそれがあるだけであって、それを感じられているのはどうしてかということに気がつけば、そのからくりも看破することができるだろう。いずれあなたの世界はあなたがいなくなると同時に消滅する。でも幸せは、あなただけが感じることができた真実であり、その大きさや数で決めるわけではない。ほんのちっぽけなあなたの喜びや笑顔は時間とは無関係に、さらに言えばあなたがいるかいないかを超えてずっとそうだったんだと気づくわけだよ。まるで小さな部品がちょうど噛み合ってうまく動く、からくり人形の部品のようにね。
