霊感ヤマカン第六感

日々

直感

頭でぐるぐる理屈をこね始める前の、なんとなく感じたそのすべてを直感と呼ぶ。あ、これ好き、と思えることがあったとしても、いやいやそれをやっている時間などないだろうとか、そのためのコストを捻出する余裕もないとか、それを今やったところで結果には直結しないとか、そういうことが想起されるまえのあの感覚だ。それを大切にしようとしても、直感はやはり直感であり、それを感じている時間はあっという間だね。すぐさまあなたの理屈屋がいやいやそれはちょっと待ったと介入してくるからね。だからほんの数秒ぐらいのところでほとんどは破壊されてバラバラにされてしまうわけだ。そしていろいろできない言い訳がそれこそその感覚の数倍以上のデータが処理されて、結果やってもムダという身も蓋もない結論となる。あなたがはっと惹きつけられたそれらは、すべて幻想だと処理されて終了となってしまうね。

感想

書籍を読了後のぼんやりとした感覚や、その中でも妙にスイスイと読み取ることができる章だったり、なんとなくあなたの感覚というか掴みどころのない気持ちがピッタリと波長があう瞬間があるね。つまらない音楽だと聞き流していたそれも、ある小節だけがやたらあなたの心を震わせたりするのもそうだ。あるいは、最初は気分が乗らなくて、ただただ作業という感じで流していたことでも、急に楽しくなってきたりする。そこには理由とか思考とかはまだ介入していないわけだ。それこそ予測不能な瞬間であって、それらを期待したところで決してそのとおりにはいかないことばかりだね。ところが後でよくよく考えてみると、なんとなく単に疲れていたからだとか、たまたまそれを知っていただけだとか、あなたの思い出がそのときなんの意味もなく繰り返されたからだとか、その原因を解明してしまう。そうしてあなたはなんとなく合点がいったかのように思い込み安心するわけだ。しかしながらそこからわかることは、あなたの意識はすべて後付でしかないという点だね。

アンテナ

あなたは生来のそういったなんとなく訪れる感覚が備わっている。そしてそれは殆どの場合、そう感じるという体験だけが残り、実際にそれを選択し次の行動することはない。感情と思考はそこで分断され、感情的な行動は慎むべき悪だと思いこんでいる。常に冷静に、論理的思考によって精査したり吟味したうえで、しかもそれをやらないということが生き残り戦略となっているわけだね。もちろん感情的に行動してしまうと、それによる被害は計り知れないものだという体験も少しはあるだろう。だからあなたの直感よりも分析的思考の結論の方を優先し続けてきたね。しかしそれは実際のところ今この瞬間を捨てることだとも言えるわけだ。危険回避においてはそんな猶予もないときもある。だから分析したり思考したりできない場合もある。そんなときにあなたの直感力が発揮できるチャンスなんだけれども、現代社会においては殆どの場合その力を発揮することはないわけだ。だからあなたの直感は錆びついてしまい、ますます当てにならないから決断なんて急いでやるべきではないことになってしまっているわけだ。