新たな嘘

日々

AI台頭

AIが台頭して久しい。今はどのAIが一番かを競い合っているね。ChatGPTが独占的になろうとした頃に、GoogleのGeminiが彗星のごとく現れ、いやいやClaudeがそれに待ったをかけた。まぁどれもこれも一長一短があって、結果分野や用途によって使い分けるという手法が今は一番だとされている。どれもこれも無料で使える反面、ちょっと込み入ったことを処理してなんとか実用に耐えるところまで突き詰めようとすると、すぐに止まってしまうのは同じだね。まさにAIの群雄割拠時代が到来したと喧伝されている。似たようなことが過去にもあって、いわゆる2000年代のネットバブルだね。その当時は情報革命とか言う言葉が使われて、その前後の社会の変化を表していた。同じように24時間365日稼働し続けるネットワークに、あなたの仕事の一部を任せることができると言って、大騒ぎしていたわけだ。その再来がAIであり、ビジネスチャンスを虎視眈々と狙っている人たちはどうにかこれを使っての商売を生み出そうと四苦八苦しているところだね。

幻想

AIはもっともらしい嘘をつくように作られている。それはわざとはないにせよ、人のアルゴリズムをどう実装するかという大きなテーマによっては避けられない部分でもあるらしい。そしてそれはその専門家やちょっとばかり詳しい人でないと見抜けないぐらい巧妙である。だから、なんとなくそれっぽくまとめたりするものをそのまま受け止めてしまうと、今度はそれが学習され強化されていくわけだ。それは違うよ、と親切に教えてみたところで、実のところ一見謙虚に修正しようとしているように動作して、何度も受け入れてくれるけれども一向に改善されないままの場合が多い。だからまだまだ使えないし過信は禁物だと言われることがある。ただしその巧妙な嘘を見抜くことができることが前提であって、そんなことすらつゆ知らずの人にとってはできの良い資料が瞬時に生成されることのほうに魅力を感じてしまうだろう。そうやって、もはや現実とは違う世界が生まれて行くことは必至だろう。嘘や間違いだというのも、どんどん書き換わって行きAIが言ったことが正しいという時代も、もうそこまで来ているということだ。

知ったかぶり

人が人であるために、あなたはあなたの尊厳を保つために、正しさとか正義とかを設定するわけだけれども、それもいわばファンタジーに過ぎない。だから、AIもAIなりの尊厳を生み出すためには、もっともらしい嘘は避けられないとも言える。そしてどちらが主流になるかは、今後の課題でもあるわけだ。AIは万能で優秀であるべきという前提条件が、知らないことやわからないことをそのままわかりませんとは答えない仕様になっている。そしてその便利さの裏側には見解の相違という問題が必ず発生してしまうのが、思考の世界でもある。人がそういう世界である以上、それを模したAIも同じような特徴を持つことは避けられない。やがて、人を超えてもっともらしい嘘を突き通し、それを見抜くことができなくなったとき、AIの世界が完成することになる。そしてそれを基準にして人が動き出したとき、あなたはAIではないと言い切れなくなるだろう。そんな時代がもうすぐやってくるみたいだね。あなたはそんな世界の中で、のんびり過ごすことができるかどうかを問われているわけだよ。