まるごと生きる

日々

ポジとネガ

なにか結果を得ようとして、必至にもがいているときをポジティブな状態だといい、失敗して失意のどん底にいるときはネガティブだとよんでいる。しかしながら、どちらもあなたの人生の風景であり、そのいずれもがそこに同時にあるわけだ。だから無理にポジティブでなければならないとか、前向きなほうが結果が得られるとか、そんな簡単な問題ではない。どっちであっても人生は自動的に進んでいくわけであり、そのどちらかが良いとか悪いとかでもない。両方まるごとあなたそのものであり、それは対になって存在しているものであるがゆえに、どちらか一方だけの世界を作ることは難しいね。もちろんネガティブなものを減らす努力はできる。けれども完全になくなってしまうと同時にポジティブなそれも消滅にしてしまうわけだ。もし、あなたがそれらをまるごと楽しめる視点を見つけたとしたらそれが一番のソリューションだとも言えるね。

ゴール

ゴールはあくまでも道の途中であり、暫定的な線引でしかないことに注意しよう。おそらく人生というかあなたの最終ゴールはこの世から去ることになってしまうだろう。それだと身も蓋もなくなってしまうので、一時的な途中経過を楽しむためのゴールだということを再認識したほうが、どちらかというとポジティブな時間が増えるのではないかな。まずはここまで、なんてそもそもその境界線なんてない場所にあなたは線を引くことができる。そしてそれを目指してあれこれと試行錯誤することを楽しめるわけだ。砂漠のど真ん中で好きな方向へ全力疾走してもいいけれども、それだとすぐに息も切れてしまうわけだ。そうではなく、まずはあそこまで行ってみようと近くの目標を決めて、そこでヨーイドンをする。そうすることであなたはそれまでの道のりを楽しむことができるのだからね。

リハーサルと本番

しかしながら、そんな短期的な目標ばかりでは、あなたの人生はすべてリハーサルのような準備期間ばかりに感じてしまうね。でも実はそれもパラドックスであって、そのとりあえずのゴールまで全力疾走を繰り返すことで、あなたの人生は構成されているわけだ。そういう意味ではリハーサルなんて一つもなく、すべてはあなたのためであり、途中で転んだり、倒れたりすることも含めて本番でもある。ただいつもリハーサルだと思ってケラケラと笑いながらやり続けていることが、振り返ればすべては本番だったというオチになる。もっといえばとりあえずのゴールでも、念入りに精査したそれであっても、どちらにせよあなたがやっていることに変わりにはない。すなわち真剣であっても、ふざけていても、塞ぎ込んでいても、すべてまるごとあなたの人生だ。それはこれまでもこれからも変わりようのない事実だとすれば、どんどん楽しめる方向へ行けば良いだけのことだね。