信念を手放す時
頑な
信じることは素晴らしいとされているね。でもそれをずっと手放さないと頑固になる。正解は一つではない、とよく言われていてあなたも知っている。けれども、あなたの正解はそれ一つになっているね。だから誰にどう言われても、何がどう変わったとしても、あなたの拠り所はそれになるわけだ。そうして一度信じた正解を定期的にチェックして、アップデートする仕組みがそこには無い。これが真実だと思っていて、その証拠に随分長い間ずっとそれできて、あなたは満足なんだけれども、そろそろ見直したほうがいいというか、棚卸しのように、一旦その玉座から下ろして総点検したほうがいいはずだ。手放す勇気やあなたの信念にメスを入れるという行為に、あなたは頑なに拒否し続けている。
前提条件
確かにそれはこれまであなたをしっかりと支え続けてくれ、守ってくれただろう。そしてこれからも変わらずよろしくとお願いするどころか、それがあなたの人生の根幹となっているため、それを見直したり作り変えたりするのはあなた自身をも変えてしまうかもしれない。それでも、定期的にチェックしなさいと言われるわけだ。もちろんその結果、これからもそれで良いということになるかもしれないから、あなたからすればだから言っただろう、というオチとなる。そうしてまたそれがあなたの守護神として再認されるわけだけれども、それでも定期的にチェックできる仕組みを今のうちに構築するべきなのは理由があるからだ。
変化
いつの世の中も移り変わっていく。あなたも周りもお友達も、すべてだ。そこに例外はそれほどない。金銀パールなどの宝石とか、無機物系のものはそうだね。有機物に関しては少しずつであるかもしれないけれども、変わり続けている。だからこそ、あなたはどんどんブラッシュアップすることができるし、その変化の瞬間が一番あなたの多様性や複雑性を生み出している。すなわちあなたの生きる道が一本道ではなく、もはや広大な砂漠でありながらも、あなたはどこへ向かってもいいし、そこから動かずじっとしていてもいい。ただしあなたの身体の中では、絶え間なく生命活動が行われていて、細胞レベルではもはやあなたは元のあなたではなく新品になっているわけだね。変わらなきゃとか、生まれ変わらなきゃという思いと同時に、すでにずいぶんまえからあなたを司る生命循環システムはそうやって駆動し続けているのだからね。
