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日々

なるようになる

あなたはいつの間にか、眼の前のことに難癖をつけて、あらゆることに対する問題点をすぐに見つけてしまうクセがついている。だから、特にどうってことのないことや、一時のことでしかない変化を重大事のように思い込んで大騒ぎしてしまうわけだ。ところが、そんなことはまさにあっという間に過ぎ去っていき、実はそれほど全体に及ぼす影響が強いようなものではなかったりするね。それを一般的には杞憂といったりするのだけれども、そんなことで右往左往している日々が続いているわけだ。実はすべては過ぎ去ってしまえば、結局のところなるようになっていくだけのことで、あなたが頭の中で思い描いているほどの悪い結果なんてほとんど起きてはいない。だから、まだ何も起きてもいないことを大げさに問題として見てしまうクセさえなくなれば、実はどうってことのない単なる1ページとなっているね。

覚悟

そういう思い通りにならないことに対して、どう対応するかという姿勢というか態度が生きる力と呼ばれるわけだ。危機一髪だと思いこんで、あなたが持ちうる方策をすべて総動員してそれに備えるのも悪くはない。けれども、実はそれほどまでにクリティカルなことはそう滅多に起こってきたわけではないだろう。しかしながら、いざとなればそういう術を持っているかどうかは、あなたの根源的な総合力と言ってもいい。それを他人のせいにしたり、環境のせいにしたり、あなた以外のなにかにその原因を押し付けたとしても、結局それらはあなたがなんとかできるものではなかったりする。さらに言えば、それらをどうにかしようともがいたところで、あなたができることなんてたかが知れているわけだから、あなたの支配下には遠く及ばないものばかりだね。だったら覚悟を決めて、いざというときはどうするかという方針だけで十分なんだ。

備え

もちろん、だからといって何も考えないでいいというわけではない。万が一のことをすぐに思いつくあなたの能力はそのままに、かと言ってそうなったらどのように対応するかという手段がある程度見つかっていれば、それほどまでに身構えなくてもいいだろう。一番うろたえてしまうケースは、あなたの思わぬ事象が突然起きたときに、あなたはその対処方法が全くわからない状況だけだからね。そしてたとえそうなったとしても、あなたの予見がその他の準備に備えることができるぐらいの知恵と経験があれば、すぐさま応用ができるはずだ。もちろんじっくりと考えることができないわけだから、あなたの思う100点満点の対応とはいかないまでも、0点でなければ大丈夫だね。手も足も出ない瞬間があったとしても、それを超えるなにかができればそれで十分だろう。あなたはその対応の下手くそさにうんざりするかもしれないけれども、全く何もできなかったという過小評価さえ避けることができれば、見事にあなたはやり過ごしたという結果となるのだから、安心していいわけだよ。