大いなる愛
愛すること
あなたが本領を発揮するときは、自分のために動いているときではなく、誰か愛する人のために何かをやっているときだ。だから自分中心に生きるのは別に悪いことではないけれども、そこでフルパワーの能力が発揮できていることは少ないわけだ。いやいやそんなことはなく、私は私のためだけに全精力を注いでいると言うかもしれない。けれども実はあなたが持っている力以上のパワーが奇跡的に発揮できる瞬間は、実は自分ごとではなく、誰か愛する人のためのときだ。そういう物語をあなたはたくさん知っているね。愛する子のために全力で守ろうとする親のすごさや、愛する恋人のためにできる献身的な奉仕だとか、枚挙にいとまがない。そういう意味では自分のためだけに頑張ろうとしたところで、たかが知れているわけで、それよりも愛する人のためになんとかしようとすることのほうが、凄まじいパワーがそこに生まれるわけだ。
幸せの本質
誰もが幸せになりたいと望んでいるわけだけれども、そのときに他人はどうでもよくて、自分だけがそうなればいいと考えるのか、いやいや家族や愛する人や身近な人までも巻き込んで、みんなが幸せになれるといいと望むのかで、その底力というかパワーの大きさは比較にならないね。自分だけが幸せになれますように、なんていう望みはたとえ叶ったところで、正直な感想としてはショボいだろう。自分だけが美味しいものを食べたとか、自分だけがいい思いをしたとか、そんなことよりももっと大きな幸せが本来のあなたの望むところだとそこで気づくわけだ。ということは、すなわちあなただけがどうこうなるというレベルではなく、さらに広げて世界中の人がすべからく幸せに暮らせますように、というとてつもない願いこそが実はあなたの願望そのものとなる。そこまであなたが思うのはなんとなく気が引けるというかおこがましいと思ってしまうかもしれないけれどもね。
ワンネス
あなたの世界は、もちろんすべての現実世界の規模とまではいかないのを知っている。世界中のあらゆる環境や状況を把握できるぐらいの情報処理能力や知識が不足している事を知っているからだ。身近な人がどうした、こうしたということは具に見聞き知って理解しているけれども、今地球の裏側では何が起こっているかまでは断片的な情報しかわからない。そこで愛というとてつもない大きな概念を語ったところで、あなた自身も何を言っているのかわからなくなるのはそのせいだね。そんな大きな愛よりも限定されたあなたの身近な人への愛なら、あなたは雄弁にそれについて語ることができるね。まさにそこがヒントとなっている。世界中の人々をすべて愛することはできないけれども、身近な人へ対するひたむきな愛は、実は見知らぬ人をも包摂する大きな愛とつながっているということだ。だから人類愛とかそんなことを語ったり理解したりしなくても、それだけであなた自身が愛そのものに触れているわけだよ。
