道草

日々

残された道

やることがたくさんあって、なんとか期日までに間に合わせなければならないと焦っている。そんなときに、あなたはもっと効率の良い最短経路を探している。しかしながらそんなうまい手がすぐに見つかるわけでもなく、あなたはそれでもなんとかしようと四苦八苦しているわけだ。そこで思い出してほしいのは、あなたが試しても見ない方法がそこに残っているということだ。それは、あなたが一番忌み嫌っている遠回りだ。最短経路と思われることは全部試しただろう。それでもうまくいきそうでいかないのなら、残された道はそれしかないね。いやいや、そんなことしている暇なんてどこにもない、と反論するだろうけれども、実はそれが何かをブレイクスルーすることがほとんどなんだ。騙されたと思って、あなたが思う不効率な道をあえて選んでみるとその意味がわかるだろう。

回り道

どうしてそれがたいていの場合はうまくいくのか。そこには一番大切な視点がそこに残っているからだ。それはなにかといえば、結局のゴールは同じということだ。うまくやっても、要領よくやっても、回り道だったとしても、遠回りしてしまったとしても、実はあらゆる物事はやがて終わるからだ。そこで効率よくやったほうが貴重な時間を失わずに済んだとしても、余った時間は次の問題へと向かうだけだ。すなわち効率化が良いことだと思わされているのは、誰からなのかという正体に気づくだろう。たくさんのタスクをこなせたとしても、最終的に残るものは何一つないという事実に驚愕するかもしれない。そう、あなたが急き立てられてきたのは、あなたの人生を充実させるためのものではなく、誰かがそれをさせようとしているだけのことだと気づいたとき、あなたは真に解放されるね。

充実と搾取

がむしゃらに何かを急いでやると、そのプロセスは最小になるね。無駄を削ぎ落とし、必要なことだけをやるからだ。ところが失敗してやり直したり、計画を修正したり、行ったり来たりしている。どうにももどかしい毎日かもしれないけれども、実はそのプロセスこそがあなたを少しずつ磨いているわけだ。その経験による知見は、あなたをより豊かにし、あなたの人生の彩りを生み出している。それこそが生きるということの本質であり醍醐味なんだ。けれどもそんなふうにして楽しんでいることを気に入らない誰かが、それを無駄という言葉で一括りにしてあなたからその楽しみを遠ざけようとしているわけだ。あなたが好きなように歩んでいくために生まれてきた真実をごまかそうと必死なんだろう。それが現代社会の構造からくる搾取と呼ばれるものなんだよ。