もう一度

日々

成功体験

少し前まではうまく行った方法が、なんだかちょっとうまくいかないことが多くなってきた。そんな経験があるかもしれない。何がよくないのだろうとふと考えてみるわけだけれども、その体験を精査して分析すればするほど、結果は芳しくない。そこであなたは、八方塞がりになってしまうわけだ。そういうときは一旦過去の成功体験を捨て去って、それとは全く違うやり方をあれこれと試してみるのがいいかもしれない。なぜなら過去の成功体験はあくまでも過去であって、今とは状況が変わっていることがほとんどだ。それにそれまではベストだと思っていたその方法は、もはやベターでもなくなっているとしても、そのままだとそれすら気づかないことがほとんどだからだね。ガラガラポンをするっていうのは、せっかくのノウハウや経験をご破算にするのではなく、それを元に新たな仕組みを再構築するという意味なんだからね。

変化

一瞬の僥倖でうまく行ったその成功体験は、どんどんと状況が変化する状況下においてはそれほど長く使えるものではないということだ。再現性は著しく低いのは当然だといえばそうなる。だから、その成功体験から学ぶことは、方法論やアカデミックな分析をしたところで、そもそもその当時の複雑怪奇な前提条件を揃えることは難しく、ほぼ不可能だといっても過言ではない。まずはそれに気づくかどうかが肝要なんだけれども、多くの場合は視点が過去の成功に集まってしまうが故に、周りの変化に気づきにくいケースがほとんどだ。だから端から見ていると、どうしてその方向で改善しようとしているのかが滑稽に見えることが多いね。殻に閉じこもってしまって、変に頑固になってしまっていて、それ以外は一切受け付けないという、どうみてもうまくいかないことばかりを追いかけてしまっているようにしか見えないからだ。

固執

そういうときは、一旦肩の力を抜いて、リラックスすることが大切だね。そうして今までのやり方をできればすっかり忘れてしまったふりをするといい。たまたまうまくいったからといって、朝起きてからの行動すらも同じにしようと張り詰めた状況が続いたとしても、それで成功したという原因とは程遠いわけだ。しかし当の本人は藁をもすがる気持ちで、極めて真面目に、厳格に成功体験をトレースしようと必死だ。そんな何かに縛られた状況では、そもそもうまくいかないことは誰の目で見ても明らかだというのにね。成功なんていうのはそもそも、結果そうだったという一時的な局面でしかないわけだから、それが成功だったかどうかもあなたがそう思いこんでいるだけであって、実はその続きが必ずあるわけだ。となれば執着を捨てて今を楽しむという以外には、その瞬間を再び捉えられるはずもないわけだからね。