失敗のススメ

日々

粘り強さ

なにか課題が与えられた時、すぐに無理だと思ってしまうクセが強い人は、何事にも悲観的に捉える傾向にあるらしい。そりゃそうだね。その人にとってはすべてが無理難題で解決不能な出来事に囲まれていると思っているのだから、それをなんとかしろと言われた瞬間に、絶望の淵に立たされてしまうのだからね。単に面倒臭くてそうやって避けようとしているわけではなく、本当にそれは無理だと思っているのならなおさらなことだ。ところが、そんな同じ状況の中でも、だったらこうしてみようとか、仮説を立てて試行錯誤できる人もいる。あなたはどちらのタイプだろうか。色々と試してみるうちに打開策が見つかり、その見通しを立てることができると、安心して第一歩を踏み出すことができるね。それともその課題自体に対して真摯に向き合うことすらできないままだろうか。

自己肯定感

そこで重要なことは、これまでの経験として無理難題にどれだけ向き合ってきたかということだね。多くの場合は失敗に終わったとしても、その中で数件でも思っていたよりも簡単だったという実感があるかないかで、大きく異なってくるわけだ。ほとんどの場合はやっぱり思っていた通りだというケースだけれども、たまにそうでもなかったという体験が、粘り強さと自己肯定感を醸成するわけだ。もっといえばほとんど失敗したとしても、今こうしてなんら問題なく生きているわけだから、失敗そのものも思っていたよりも影響はないということすら知っているわけだ。だからこそそこに強さと勇気が生まれるわけだね。そう、失敗なんて他愛もないことであり、命を取られないようなものであって、それほどビビることもないという確信がそこにあるわけだ。

充実した人生

だからこそ、何があっても笑って過ごせる力がどんどん育まれるわけだ。そのためには恐れおののいて過ごすよりも、どうせまた失敗するのだろうと面白がってやれる人が最強となるわけだ。普通の人が失敗を恐れるのは、その多くは本当に失敗した経験がないからに過ぎないね。失敗は悪だと教わって、失敗すれば地獄に落ちるぐらいに思い込んでいることがその挑戦への勇気を削ぐくことなっている。でも実はこの世においてそんなことは滅多にないことを知っている者からすれば、恐れる必要などないと思っているね。最悪死んでしまうという悪夢がそこにあるけれども、実はそんな最悪はほとんど起こらないわけで、それよりもやりたいことをやらないまま死を待つことのほうが実は一番怖いことだとわかっている。どうせ最後は同じだという運命に生きているのなら、どちらの道を選択するのかは、もはや自明のことでしかない。失敗はあなたが恐れているそれよりも、実はとても優しいものなんだよ。