緊張とは
緊張
緊張するときは、だいたい何かうまくやらないといけないと思いこんでいるときだね。逆に言えば失敗が許されない状況だとあなたが想定するからそうなる。ここ一番の晴れ舞台で、あなたはこれまでの成果を発揮しなければならない。そういうときは心臓がバクバクしてしまうね。これまで何も感じなかったのに、失敗は許されないとか、二度と訪れないチャンスだとか、うまくやりとりしないと変な人と思われてしまうとか、そんなまだ何も起きていないことを想像するからそうなる。逆にいつでもやり直せることだったり、いつもやっていることだったり、手慣れた作業だったりすると落ち着いて行動できる。緊張とはまさにあなたの設定によって生まれるものであって、基本誰かやなにかに与えられるものではないんだ。
余白
しかしあなたが望まない緊張がほとんどだ。それはあなたに失敗は許されないぞというプレッシャーを与えている何かがそこにあるからだね。少しばかりの緊張はいい意味であなたのパフォーマンスを引き出してくれることもあるから、緊張することそのものが悪いわけではない。けれども、あまりに緊張しすぎて結局うまくいかなかった例は枚挙にいとまがないだろう。それを乗り越えるために、日々練習を重ねたりしているね。もう嫌になるぐらいに繰り返すことで、どんな状況になってもあなたには未知の部分が全く無いようにしているからこそ、どんなことが起ころうとも冷静に対処できる余白が生まれるわけだ。そう、余裕があるかないかで緊張度合いも大きく変わるわけだ。そしてその余白は、あなたの鍛錬によって獲得できる場合もあるわけだ。
制御
程よい緊張感を保ちつつ、想定外な出来事を受け止めて、そこに冷静に対処する。そんな状況が一番好ましいわけだけれども、そのバランスをうまく取るためのもう一つのファクターとしての余白がそこに加わるわけだ。そしてその余白こそが、心の姿勢であり、物事に向かい合う態度から生まれる。したがって何があっても、粘り強く対応できる力というのは、その余白をどんな状況下でも上手に作ることができるかどうかで決まるわけだね。もう無理、もうだめだという状況になったとしても、だったらこうしてみるか、とか、良いこと思いついたという発想をそこで自ら浮かび上がらせる力とも言える。それは決して苦しいわけでもなく、楽々な状況でもなく、限りなくフラットで普段と同じ態度でできることが、最強のスキルだと言ってもいいだろう。そしてそれは気がついていないだけで、すでにあなたには備わっているはずだよ。
