心の声をあげる

日々

いやいや

大人になるということは、いやいやでもやりたくないことをやれる力だと思っている。だから、日々やりたくないことをやるように頑張るわけだけれども、それも度を過ぎると壊れてしまうわけだ。だからそんなときは、やりたくないという意思表明をしっかりしたほうが、どうせやるにしてもその意味を再定義することができる。いわばやりたくないことを、やりたくないと言うことで、あなたが壊れてしまう前にガス抜きをしているとも言えるね。とても嫌なことはきちんと嫌だな、とつぶやくことがそれほどまでに効果があるのは、そういう仕組みだからだ。だからはっきりと「いやだ」と子どものように思っていい。そこで大人になるということを再定義すれば、いやいやでも黙って、我慢してやらなければと渋々受け入れてやる前に、やりたくないんだと自分自身にはっきりと明白に宣言をすることで、ならどうやってそれをやるのか、という意思表明があなたが壊れない最も重要なポイントだということだね。

なぜ

さらに大人という再定義を深めていくと、なぜそれをやりたくないと思ってしまうのか、という原因分析を進めることになるね。これを世間では探求学習といったりする。一般的に興味関心で、模範解答的には好きなことや面白そうなことがモチベーションとなって始まるとされている。でもそんなのは嘘っぱちだと一笑に付せば良い。どうしてもいやなこと、面倒なことをどうやったら回避することができるか、もしくは、どうせやるならばできれば楽しめるように変えてしまうにはどうすればいいか、というときにそのスキルが発動するわけだ。好きなことを仕事にする、なんていうバズワードが流行って、一時はそれがまさに人生の醍醐味だよね、なんて思ったかもしれない。けれども実はそうではなくて、好きなことを仕事なんかにしない、ということが本来の意味だと看破できるかどうかが肝となるわけだ。そう、仕事を真面目にすることがいい人であり、価値あるものだと信じこませる裏側がそこに見えるかどうか。それがなぜなぜ分析のスキルなんだからね。

頑張らない

だから、頑張ったあなたは偉い、なんていう価値観はそもそも間違っていると断言できるわけだ。いやなことはしないというのが最強なんだからね。でも渋々やらなければならない諸事情があるから、仕方なくやるだけだということを忘れてしまうと、知らず知らずのうちに無理が祟って壊れてしまうわけだ。しかも恐ろしいことに単なるそういった自己暗示にも関わらず、あなたの身体を蝕むぐらいの強力な影響を及ぼすわけだから、取り扱いには気をつけたほうがいい。真面目にやりがちなあなたは思い切っていい加減に過ごすぐらいがちょうどいいのはそういう理由からだ。けれどもどうしても過度に気になるのならば、せめてやりたくないな、と小さくつぶやくクセをつけることをおすすめするよ。やりたくねぇなんて誰もいないところで叫んでみてもいいだろう。その行動があなたの心を守る最後の砦となる。それを身体に伝えることで、だったらその苦しみを少しでも緩和するための防御回路が動き始めるのだからね。