充電時間
新しい日々
実はあなたが思っている以上に、日々新たに生まれ変わっているのと同じぐらいすべてが入れ替わっているね。でもあなたの世界は一つも新しいことはなく、淡々と同じような日々が繰り返されていると思っている。例えば、心臓の拍動や呼吸は、生きている間はそれを止めることはできないことを知っている。それは知識として知っているだけで、今もそうなんだけれどもそこに意識を向けない限り普段は全く気にしたことがないね。もちろんそればかりに気を取られてしまっては、多種多様な思考ができなくなってしまうからだ。それらを具に再確認すれば、動作としては単純な繰り返しだけれども、それによって起こっている事実は、新たな栄養素や酸素を体内に運ぶ役割だったりするわけだ。常に入れ替わるための単純な動作だけれども、その目的はまさに新陳代謝と呼ばれる生まれ変わりを支えている。もっと大きな行為として捉えても、起きて、食べて、出して、寝るということでも同じことだ。あなたがこの世に生まれてこの方ずっと、そのうちのどれかをやめるなんてことができないわけだ。そしてその表面的な行為だけを見て、単純な繰り返しの毎日だと錯覚しているというのが本当のところだね。
生命活動
すなわち、生きるということは変化し続けているということでもあり、常にあなたは昨日のあなたとは作り変えられた別人だとも言える。それを矮小化してあなたという意識によってかろうじて同一性を保っているに過ぎない。昨日のあなたと今日のあなたは言うことが違っていて当然だし、それを少し拡大して昨年のあなたと今年のあなたは全く別だっとしても、何も不思議なことはないわけだ。あの頃はそう思っていたんだろうと、まるで他人事のように感じたとしても、それは全くもって自然なことであり、生きているという証拠でもある。だからこそ、人類は文字を発明し、それで記録するという補助が生まれたわけだ。それによってどんどん違うあなたになったとしても、その記録を頼りに社会的な約束事を維持する必要があるからだね。それぐらいあなたの意見や考えなんていうのも、なんら固定化された普遍性を持っているわけではないということに注意しよう。それは決して軽薄だとか、嘘つきだとか、そういう類のものではなく自然の流れに沿って生きているという事実からそうなるわけだからね。
生きがい
あなたの生きがいはそうやって、どんどん変わり続けることによって生命の維持をすることそのものなんだ。だからそこで無理に変化を止めようとすることは得策ではないね。どんどん過去の何かにこだわることを捨てて、今感じる新たなワクワクすることに躊躇なく飛び込んでいけばいい。というか、それしか生きるという行為そのものを維持する手段がないと言っていいだろう。そしてそれをも阻害するなにか強い思いは、あなたのワクワクを破壊してしまう。それだけなら好きにすればいいというレベルだけれども、それによって生きることそのものを停止するのは、自然の摂理からは大きく乖離する行為だ。それによって境界線が明確になって、あなたを最も感じられる瞬間ではある。けれどもそんなことはたまにでいいね。なんとなく、だらだら過ごす時間が決してあなたが決めつけている無駄で悪いことではなく、実はその時間にこそ、あなたがどんどん新たな別物に生まれ変わっているチャージしている時間であるわけだからね。
