ありがとうという素直な気持ち

日々

ありがとう

ありがとうという魔法の言葉は、すべてが手放され願いが成就している状態を生み出すね。その一方で、いつも不平不満で溢れていて、そんな簡単にありがとうなんて言えないよ、なんて思っている人がいる。なぜなら、いつも何かを願っている状態ばかりが続いていて、いつまでたってもそうならない苛立ちがそこにあるからだ。その構造は、あなたのそれらの願いは決して叶わないと信じて疑わない状態が続いているとも言えるね。すでに叶っている人はありがとうという感謝しかないし、何も良いことがないと思っている人は、早く願いが叶ったら良いのに、という不満足な時間がずっと流れている。それがわかれば、あなたは何かを願わない方がいいということだ。今あることに感謝の気持ちを向けるだけでそれが大きく変化する。ないものねだりでまだまだもっともっとと何かを望み続けるから、あなたは背負わなくても良い苦悩を抱え込んでいるだけのことだ。そしておそらくは悲劇の主人公を演じ続けなければ辻褄があわない状況を選択せざるを得なくなっている。

手放し

だから、実のところ手放せとよく言われるそれも、実は手放さなくても良い。なぜなら手放すということを意識したとたんに、未練がそこに生じてしまうからだ。そうではなく、すぐさまできることはありがとうという素直な感謝をすればいいだけのことだね。それが結局のところ、あなたの世界を不平不満から救う魔法の言葉なんだからね。そしてそれはありのまま、そのままを受け入れるという言葉につながっている。すなわち、何もしなくてもそのままで大丈夫だという意味は、今あなたが置かれている状況にありがとうと言えばいいことを示している。欲望がそのままにあることすらもそのままでいいわけだ。その欲望すら、抱き続けることができることにありがとうなんだよ。それが結果的には、すべてを手放すことと同義であり、もやもやしていたものが一瞬にして消えていくわけだ。しかしながらそれはずっとそのままでいるわけではないね。一瞬だけであって、そもそもの欲望を渦巻くエネルギーはそんなちっぽけなものではないからだ。

処方箋

なんだ、そうであれば願おうが叶おうがなにも変わらないじゃないか、と気づいただろう。それは全くその通りだね。すでに叶ったことはかつて願っていたそれらであり、今叶っていないことはこれから叶うことだということだ。いやいやそれが叶わないから不満なんだと思うかもしれない。けれども、叶わない願望を抱くことができる幸せに気づいていないだけであって、それすらも実は叶わない夢を描くことができることが叶っている。考えてみれば数年前にそんな大それた夢を持つことができるなんて微塵も思わえなかっただろう。だから、結局のところ今が一番楽しいひとときだり、一番幸せのそばにいるわけだ。それ以上の何かを求める日を迎えられることへの感謝を持てば良いだけのことだね。それがすべてを手放すということであり、すべてが叶っているという再確認のひとときとなる。それ以上の今後のことも特に心配することなく、そのままいつか叶えばいいな、と思っていればいいだけのことなんだよ。