全てはあなたのせい
成長の糧
やったことがないことは誰にとっても不安で、もっとひどくなると恐怖にかられてしまうね。でもそれでいいんだよ。その一方でやってみたらそれがわかるというのは、これまでも何度も経験してきたことだろう。初めて逆上がりができたとき、初めて自転車に乗れたとき、はじめて向こう岸までジャンプしたとき、それぞれにそれまでは考えられない世界が見えたはずだ。だからもし何か大きく成長したいと本気で思うのならば、大失敗する覚悟で思い切ってそこから飛び出せばいいだけのことだ。もちろんそうはいっても最初はうまくいかず失敗する。でもそれで見えてくる次のやるべきことを得るわけだ。もっとここをこうしないとうまくいかないんだな、とかここに躊躇してしまうから成功しないんだな、とか、それはやったことがある人しかわからない知見が溢れているだろう。そう、やらないままだとそれを得ることがどれだけ思考を巡らせたところで腑に落ちるというか、実感としての単なる知識ではなく経験として得られるのは、実はとても今風に言えばコスパ最高な良策だということだ。
恐怖の正体
恐れや不安は、これまでと違うことをした結果が予測不能だということが原因だ。それを看破することができれば、それはやらないままにするための言い訳ではなく、やってみることの原動力だということだ。だからその恐怖をそのまま受け入れることさえできれば、あなたは正しく次のステージへ向かうことができるというきっかけとなるわけだ。だから、恐れとか不安とかドキドキするというのは、あなたがまさに次の扉を開くための兆候であって、それを正しく認識することができれば幸せのためのシグナルとも言えるね。これまではそんなことしてはいけないとなぜか尻込みするためのサインだと勘違いしていたけれども、実のところは、あなたを次のステージに誘うための喜びのシグナルなんだ。だから恐れや不安はチャンスであり、またとない機会を得ているということさえがわかれば、人生は一変してつまらないなどと宣う暇もないはずだね。そう、恐怖や不安はあなたにとっては幸せを確証するものであるのだからね。
諸悪の根源
しかしながらあなたはその大切で喜びあふれる機会を、わざわざくだらない言い訳で逃し続けている。そして自らそうしたはずなのに、それを外部的な要因のせいにして無理やり納得しようとしているわけだ。それでもっと幸せになりたいとかつぶやいているとなると、もはや滑稽を通り越して呆れてしまうだろう。不安や恐怖はそれ自体はとても素晴らしい体験であり、そのおかげで今のあなたがあらゆるスキルを得てきたという、紛れもない事実を踏みにじる行為を平気でやってしまうのはなぜか。それはあなたの認識がとても歪んだものでしかなく、あなたが拠り所としている常識や無意識の安心もすべてはデタラメだということに過ぎないわけだ。だったらなぜそんな歪みが生まれてしまうのか。その根本にはあなたが一番重視しているあなたという自我がそれを狂わせているだけのことだね。そしてあなたという自我は探してみるとすぐわかるけれども、実のところどこにもいないわけだ。すなわちあなたがすべての諸悪の根源だということになる。まぁ、すぐには受け入れがたいだろうけれども、残念なことにそれがすべてだよ。
