上手に捨てること

日々

とりあえず

とりあえずこれをしておこう、なんて言う言葉が頻繁に出てきているのであれば、ちょっと注意した方がいいね。とりあえずというのは、その結果は芳しくないということを前提にやる時間の無駄そのものだからだ。だからといって、とりあえずを絶滅してしまうのは、余白がなくなるので絶対にそうしなさいというところまでは言わない。けれども、とりあえずは極力排除した方が時間を有効活用することの第一歩だね。だいたい散らかる原因はあなたが知っているように、とりあえず置いておくとか、とりあえずミーティングしようとか、とりあえず飲みに行こうなんていうことばかりだと、おそらくは時間ばかりがかかってしまい、結局のところ忙しくなるわけだ。モノやコトが増えてしまったりするのも、些細な仕事が山積みになったりする原因はとりあえずという言葉によって生み出されてしまうことは知っておくと良いね。バックアップとしてとりあえず印刷したり、とりあえずメモしたり、とりあえず記録したりすることが今ではセキュリティ的にも脆弱性につながってしまうので、やっぱりできればそういう習慣はやめた方がいいわけだ。

捨てること

捨てるということは、とりあえずをなくしていくことだ。ものを増やしたり、仕事を増やしたり、厄介事を溜め込んだりする犯人はもうすでにわかったわけだからね。その場で即座に解決できないことは、もちろんペンディングすることもあるだろう。ずっとそのまま考え続けることも時には大切だといえる。しかしながら、その本質をしっかりと見極めるスキルが大切だということだ。すぐさま解決できるようなことは、その場で即断してすぐさま捨て去るクセをつけるということ。これは慎重なあなたにはとても難しいことかもしれない。けれどもその練習を積んでいかないといつまでたってもできるようにはならない。だから今から少しでも余計なことや、すでに終わっていることを分別して、それをどんどん捨てていくことから始めよう。おそらくはあなたの机上にあるものの中には、もうとうの昔の資料もたくさん残っているはずだ。まずはそこから捨てていくことを始めてみてはどうだろうか。

拾うこと

そして少しばかり余白ができれば、新たに受け入れること、拾い上げることができるだろう。あなたに余白がなければ常にいっぱいいっぽいでその余裕がどんどんなくなっていくわけだ。そしてあなたがバタバタし続けることで、とりあえずの資料やタスクがどんどん積み上がっていって元通りのあなたに戻ってしまうね。だからその受け入れることを精査する必要がある。すぐに終わることなのか、長期的に取り組むべきことなのかをしっかりと見極めていかないといけない。しかしながら、長期的なタスクであっても、今できることとそうでないことをしっかりと分別できる眼鏡が必要だということだ。そして積み上がる要素としてはどんなものがあるのかを把握する力が必要だね。そしてそれがいつになれば解消されるのかという予測を立てることができる力を、段取りという。簡単に言い換えれば見通しが立つかどうか、ということであって、そもそも見通しがないものは受け入れる必要もない。そんなものを手元に置いておいても何も起こらないからだ。さて、あなたは捨てる技術をどこまで磨いていけるか、それがまずは第一歩となるわけだよ。