旅行気分
ものは試し
ものは試しとはよく言ったもので、準備万端になるのを待つのをやめて、とりあえず動き始めるようにすればいい。こんな風に理屈ではとてもシンプルなんだけれども、それと実際の行動に移すまでの壁が驚くほど高いわけだ。そんなことはもう十分にわかっている。けれども、わかっていることとやれることは違う事が多いね。そんな簡単なこと、という言葉はこれまでもたくさん言ってきたはずなのに、実際にやってみたことを上げてみればその差に呆然とするだろう。もちろん計画を念入りにして十分な準備をするということを否定しているわけではなくて、仕事の場合はほとんどその準備の精度が仕事の結果に結びつくことを知っている。けれども、それほど精度も必要でもないようなことまでも、それに習ってやろうとすることをやめるだけのことだ。しかしながらこれがあなたにとって一番のハードルとなってしまった。そこにはいろんな言い訳があるだろう。中途半端は許せないと思っているし、後先を考えずにやったことを今でも後悔しているような記憶もたくさんあるだろう。でもそれがブレーキとなって身動きできないでいる時間が、無情にも過ぎていくだけの毎日となってしまったわけだ。
後悔
やった後悔よりもやらなかった後悔の方が大きいとされている。実際あなたもそれを痛感することがある。それがまさにやってみたら意外とすんなりできたという体験を得たときだね。なんだ、こんなことをずっとあれこれと逡巡してやらない言い訳ばかりで自らをごまかしてきたのかとびっくりするわけだ。こんなことならもっと早くにはじめていたらよかったなんて、思うわけだけれども、それはまだマシな方で、いまだにやってもみていないことばかりが山積みになっている。いつかはやろう、なんて思っていることがどんどん増えてしまって、もはやどれから手を付けて良いのかわからなくなっているね。もちろんその解法としては、気がついた順番に、とりあえず取り組んでみる、ということに尽きるわけだけれども、いやいやこれよりもあっちのほうが先なんじゃないか、なんてその時点でもまだ優先順位みたいなものに縛られて、結局のところ思い悩んで判断できずにその日は終わっていくわけだ。仕事でもないのに優先順位なんてつける必要などなく、気が向いた順にやってみればいいことなのにね。それを毎日繰り返して、いずれ忘れてしまうまで待っている状態だ。
思い出
すべては思い出づくりの日々だとしたら、あなたの世界は少しは変わるだろう。やってみたいと思ったことをまずは調べるところから始める。もうこれはすぐさまできる環境にはいるだろう。手元にはいつもスマホがあり、ネットワークにつながっていて、どんなものかと気が向くままに知ることができる。知ることがやがてそうか、とわかったことになり、大抵の場合は思っていたのと違うな、という感想で終わることだろう。それでも、まだ興味が尽きずに気になっているのならば、次のステップへと向かうね。具体的な場所や方法を調べ始めるだろう。そしてあれこれと情報を得たところで、今度は条件を整理する。その結果、費用が足りないとか時間が取れないとかで、やっぱり今じゃないなんて判断してしまう。そこで諦めることができればそれで終わりだね。でもその情報はあなたにとって少しずつ影響を与えているわけだ。それでもなんとかやりたいと思ったならば、今度はそれをいかに克服するかという計画を練り始めるわけだ。まぁ、そんな風に人生は思ったようには進まないわけだけれども、それを丁寧に紐解いて行くことで、すぐにできることを見つけるスキルが磨かれていくのだからね。
