車窓

日々

一喜一憂

人生まさに悲喜こもごもであり、いつもあなたの目論見から外れるようになっている。そういう意味では冒険であり、何が起こってもそれを受け入れるだけでしかないわけだ。それでもあなたは夢や希望を捨てずに、こうなればいいな、とか、こうなろうと不断の努力を続けている。そうした期待はいつもその通りにいかないことが多いので、やっぱりついてない人生だな、なんていう総括をして落ち込んでいる。でも、実のところそればかりでもないね。おそらくは確率的には半々だと薄々感じているはいるけれども、あなたの思っていたのとは違う結果をやや大げさに受け止めるクセがあるので、総じての評価は厳しくなる傾向にどうしても偏ってしまう。しかしながら、波乱があったりトラブルは絶えないまでも、命までも取られていないというスーパーラッキーな状態からするに、真実は幸運の真っ只中を生きているに違いないとも言えるわけだ。

変化

あなたは長い旅をし続けていて、長距離列車にずっと乗り続けている。外の風景を見るに、あなたが思っていたそれとは違う。どんよりと曇っていて、目が覚めるような素敵な車窓とは言えない。さらにはその列車が急に揺れたりして、どこかに頭をぶつけてしまうこともあるだろう。すべてが予測不能であり、車中がもっと楽しいものだと期待していたけれども、実のところ退屈な時間ばかりが過ぎていくわけだ。でも確実に言えるのは、その列車は止まることなくあなたをどこかに運び続けている。あなたは列車の中では止まっているし、あれこれと考えているだけだ。それでも勝手にあなたは移動を続けているし、それを止めることすらできない状態だね。その中で気がつけばまれにあなたがハッと目が覚めるような風景が見えたりもする。そう、ずっと同じであることはなく、かといってずっと思い通りにもならないという、至極当たり前の時間がそこに流れているわけだ。

終着駅

あなたが何を思ったとしても、あなたが何を諦めようとも、実のところ確実にどこかへ向かっていて、やがてそれは終わりが来るわけだ。その中でいろんな思いがそこに生まれ、いろんな出来事が起こり続けている。あなたが認識するそれらは、あなたが見ている実際の風景とは違っていてもその流れ自体は止められない。すべてがそのままの状態であることはなく、列車はどこかまでのレールに沿って走り続けている。あなたにとって行先のわからない旅であっても、確実にあなたは移動し続けているし、それは止まるまでそうであるわけだ。さて、そうなるとあなたは何をすればいいのだろうかと問いに対しての探求の旅が始まる。どう生きるかということが、車窓に映し出されていて、あなたはそれをじっと見つめている。その中で、その風景を変えることは、あなたの認識を広げられるかどうかにかかっているということに気づく旅でもあるわけだ。