行動要因分析
行動要因
すべての行動は、もれなく自己満足によるものだと言っていいね。心理学的にもそれは説明されている。まずはあなたがそれをしたいという内的な要因、すなわち動因と呼ばれるそれと、それが可能な外側の誘因が掛け合わさってでしか、あなたの実際の行動、アクションは生まれないわけだ。すなわち、どちらかが欠けていては行動は生まれない。美味しいものを食べたいという気持ちと、それが叶うお店へ行くお金があるから、あなたはそこへ予約を入れて訪れようとするわけだ。または、あなたがちやほやされたいという思いと、それを叶えてくれるお店があるからそこへ無理してまでも通うわけだ。そうやって見ると、人の行動なんていうのは単純なもので、その二つの条件を満たせば、あなたは簡単に行動に移すことができる。逆に言えば、なかなか実際の行動に移せないことに悩んでいるのならば、そこの部分を深堀りしてみれば打開策が比較的簡単に見つかるかもしれないね。
分析
あなたは前からずっとやりたいことがある。けれどもなかなかそれを実際の行動には移せないまま、時間だけが経ってしまっている。そんな状態では、あなたが本当にそれをやりたいわけではないと他人からは思われるだろう。なぜならそれを本当にやりたいのならば、むしろ周囲が止めたとしてもあなたはやるはずだからだ。そんな衝動的な情熱がないとなると、それはやりたいことだとは誰もが見てわかる状態ではないね。そう、そこにはそれをしたいという内的な要因が不足している。それを満たしてくれる環境なり場所はすでにあるわけだからね。一方で、やりたいという思いは誰にも負けないぐらい強く持っている。けれども、それを実現できる環境や場所が見当たらないのも、具体的な行動には移せないままだ。思いが募るばかりで、それをどうやったら、どこへ行けばそれが満たされるのかがわからないままだからね。
第三の要因
情熱があるけれども、それをぶつける先がない、あるいはあるけれども条件が不足している。若い頃なんかは、情熱と時間はあるけれども、資金不足だったりして行動できないままだったわけだ。そしてある程度歳を重ねると今度は、資金や環境は整えられるけれども、時間と情熱は不足していたりする。お金で解決できるのならできそうに思うけれども、実際には道具ばかり揃って、それを使う時間がなかったりする。なかなかうまくいかないわけだけれども、もう一つ大きな要因としては、あまり準備や先のことを考えないという楽観だね。とりあえず走りながら考えたり、整えたりすればいい、といういい加減さがとても重要要因となる。まずは形から入るのも、悪くない選択だと言える。もちろんそれらの準備はすべて無駄になるかもしれない。それは若い人に譲ってあげたりすればいい。そういう人が増えて来ると、案外スムーズにことは運ぶのかもしれないね。
