ふかふかのベッド

日々

感謝

何気ない日常を送っている状態に、まずは感謝の念を向けてみるといい。そうすると、あなたはそれにまるで気がついていないことが明らかになるからだ。なんてことのない変化のない毎日であっても、それを裏方で確かに支えてくれている存在が必ず見つかるからね。もっと深く洞察することができれば、あなたはこれまでもこれからもただ一瞬でも一人ぼっちになったことがないことも見えてくるだろう。あなたをずっと陰ながら応援してくれていたモノたちは、それ自体が命とも言える大切な仲間に違いない。暑さ寒さから守ってくれている衣服だったり、高級品ではないものの、あなたが外出して行きたいところへ連れて行ってくれる靴もそうだ。大切なものをいつも守ってくれているカバンもそうだし、何と言ってもあなたがつかれて帰ってきたときに、無条件に向かい入れてくれる部屋もそうだ。間違いなくあなたはいろんな人だけではなく、身近なモノたちにも支えられ続けてきたことは真実だね。

トラブル

そんな日常の中で、ある日突然壊れてしまうわけだ。お気に入りの衣服もボロボロになってしまうし、靴もそうだし、部屋も放っておけばホコリまみれになる。定期的なメンテナンスが必要であり、それらは永遠ではない。まるで生きているかのごとく、必ず終わりを迎えるわけだ。そういう意味で見ると、モノにも生命が宿っているように感じるだろう。そしてまさに、あなたをずっと消耗しながら守り抜いてきてくれたわけだ。だから、なんてことのない退屈な毎日と感じることができるのも、それらのおかげであるね。だからこそ、あらゆるものに感謝すれば、あなたは思っていたよりも多くのモノに守られてきたことに気づくことができる。それは何もモノだけではなく、気にもとめない人だったり、もっといえば小言ばかり言われてうんざりしている上司もそうだ。親しい友人にばかり目が行きがちだけれども、その対極があるからこそくっきりと浮かび上がらせてくれているわけだ。

好き嫌い

その中で、あなたはいつも好きか嫌いかで人や物事を判断している。それができるのもあなたは一人ではないという証拠であり、実のところ満たされていて、特にのっぴきならない苦難もないからそうなる。いやいやいつも苦悩で顔が歪んでしまっているよ、なんて言いたいだろう。けれども、誰かに文句が言えるという行為の裏には、必ずそれを支えてくれる人やモノが存在しているわけだ。そうなると、よく考えた結果、あなたは結構幸せな状況に在るといえるだろう。そう、本当に不幸であれば、文句を言っている暇もないわけだからね。喫緊の課題をそれこそ命がけで解消し続けなければ生きていけない危機に直面しているのだから。そういう意味では、思っていたのと違うとか、文句を言えることは幸せの形の一つであるともいえる。さて、今夜もちょっと愚痴の一つでも言ってから、幸せな眠りにつくために、あなただけのふかふかのベッドに横たわろう。