気になる

日々

何だか気になる

ふとした時に、急に目につく事に心奪われて何だか気になる事があるね。いつもは何とも思った事がないのに、ある日突然気になって仕方がない。それで一旦気になり出したらもう止まらない。なんでだろうとその理由を探してみるんだけど、どうにもこうにも見つからない。何だかフワフワしてどうも落ち着かないよね。もともとそういうことに興味があったっけ?いつからそうなったんだっけ?とあなたの頭の中は大きな大きなクエスチョンマークで占領されてしまうね。

探索し始める

それで、その謎を解くためにアレコレと探索し始めるね。まるで名探偵のように。ふむふむ、なるほど。謎の答えが見え始めてきたかもよ。もしかしたらあれが原因かと考えあぐねている。そうやって謎が謎を呼ぶね。でもその推理は大抵が大外れだね。謎なんて初めからなかったというオチだね。最初からないんだから、そこには原因も理由もないね。ただあなたの意識の向きが変わっただけだからね。まるで風向きが変わったようにね。風向きが変わった理由を探すのはどこまで原因を追求すれば納得できるんだろうね。絶対あるはずだと探せば探すほど次々に原因がどこまでもつながっているからね。

一体となる

自然に流れているそのエネルギーは、どうも捉え所がまるでない。そうやって困り果てた時にどうするかと言えば、無理矢理こじつけた関係性を生み出すんだよ。まるでバラバラだったパズルのピースを、形が似ているからと言って、無理にはめてしまうようにね。するとどうなるかというと、またどこかでハマらないピースが出てくるね。当然だよ。無理にはめたところがあるんだから。
そうして、生み出された現実という巨大なパズルは今にも崩れ落ちそうな状態だね。関係性を捏造して組み上がっているからね。いつもグラグラ揺れている。やがてそれに耐えられなくなった時に、ガラガラと音を立てて崩れ落ちるんだ。その時、あなたはたいそう驚いて怯えているね。でももうわかるね。そうなった原因はあなた。無理に関係ないことをあたかも関係あるようにしたこと。理由は決して外にはなかったんだよ。全部内側にあったんだね。