ズームアウト

日々

メタ思考

あなたはいつも、方法論ばかり考えてしまうクセがある。だから、なにか問題事が起こったときに、それをどうやって解決するか、そしてその方法の中で最善というか正解はどれだということばかりで頭がいっぱいになってしまう。そしてようやく見つけたベストだという答えに合わせるように、対処方法を実行してきたわけだ。ところが、そのベストソリューションだと思って採用したそれでも、実際にはなんともならない結果を目の当たりにして、深く悩み傷つくことになる。それはあまりにも近すぎるわけで、その一部に対してなんとかしようとしてしまうから、失敗してしまうわけだ。そんなときは、ちょっとだけその問題ばかりにフォーカスするのをやめて、少し離れて俯瞰してみることが大切になる。すなわち、問題事として捉えているそれから、その周りの状況が見えるように俯瞰することで、そもそもそれが問題ごとなのかどうなのかを再検討することで、そもそもの対処方法が場当たり的なことだと気づくことができるわけだ。窓の外は限られた景色しか見えない。でも屋根の上から見ればそれはほんの一部しか見えていないことに気づくことと同じだね。

根源

そう、問題事と思ったのはあなたであり、屋根の上から見える景色はあなたではない。そんな仕組みによってそもそもの課題の意義を再認識することで、それだけをなんとかしようとしても無理だということを知ることになる。そして、あなたはそれがとても厄介事だと判断してしまったけれども、もう少し俯瞰してみれば、あなたの知らない様々な要因によって一時的にそう見えるだけだったというオチになる。あらゆるものが存在しているとき、問題事も含めて、それ単体でそうなっているわけではないね。視野を少し広げてみれば、だからそれは起こっているという原因が新たに見えてくるわけだ。もちろん、どこまで広げていくかという新たな課題がそこで同時に生まれるわけだけれども、最初の印象とは全く異なるものになるには違いない。すなわち、あなたがなんとかできる問題でもないようなことに、あなたがなにか手立てを打ったところで、そもそもの解決方法としては不十分だということを改めて確認することになるわけだよ。

自分ごと

その問いはあなたがそれをどこから見て、どう捉えるかによって全く対処方法が異なるわけだ。そしてその条件はあなたが見ている場所によって大きく異なってしまうこともわかる。そしてその事象には背景があり、その周りの因果関係によって生じていることがわかると、あなたがそれをそもそも問題事だと思うかどうかも、再検討の中に入るわけだ。すなわち、実際の問題事や厄介事は、実のところ何も起こっていないケースもあるということだ。そしてそれに対して間違った対処をしたところで、何も変わらないどころか、それによってますます混乱していしまうことすら起こりうるわけだ。だから、少し離れて、できれば十分に俯瞰して見るというのは、根本的な解決方法というか、そもそも認識している事自体が誤ったものである、といいう結論になるケースがいくつか生まれるだろう。それは、あなたがあまりにもそれとあなたを一緒くたにとらえてしまうクセから度々そうなるわけだ。すなわち視点というか、考え方の誤りにおいての誤解のまま、行動に移してしまうという結果であり、一旦は近すぎるその視座から少しばかりズームアウトするという習慣を身につけるといいかもしれないね。