認められたい

日々

背伸びしない

背伸びをせず身の丈を知ることが大事だとよく言われているね。肩に力が入って、ちょっと良いところ見せたくなって、ついつい無理をする。すると大体はろくな結果にはならないね。ちょっと見栄を張って、自分を大きく見せようという欲にとらわれてしまっているからうまくいかない。じゃあ、何故そんなにカッコつけたくなるのかというと、承認されたいからだね。誰かにあなたを認めて欲しいんだよ。それはちょうどあなたがここにいるってことを確認するようなものだね。不思議なことに、あなたはすでにここにいる。なのに、わざわざそれを認めて欲しいと思っているね。

寂しさの向こう側

それは、孤高の独りぼっちには耐えられないからだよね。でも独りぼっちは何故寂しいのだろう。ここに一人でいるだけのことなのに。よく考えてみると不思議なこと。生まれる時も一人だし、死ぬ時も一人だし、よく考えてみるとずっと一人だよ。そう、あなたは誰といたとしても、ずっと一人だよ。独りぼっちが普通だから、そうじゃない喜びを探しているんだろうね。認められたいという思いはどこから生まれているのかな。それは寂しい人と思われたくない恐怖からかな。それとも認めて欲しいのにそうしない怒りからかな。楽しそうにしている人を見ての嫉妬からかな。とにかく寂しさという感情の本当の根本はちょっとややこしそうだね。

共感

喜びも悲しみも、楽しいときも辛いときも、一人じゃなくてみんなで分かち合う瞬間は確かにあったと今思い出している。でもそれはあなたしかわからないことだね。なぜならそれも今生み出した記憶を見ているに過ぎないね。昔話も過去ではなくて今の話だよ。そうやって本当はずっと一人で楽しく過ごしてきたんだよ。だから、何の心配もないね。認めて欲しい周りの人々をそこに生み出しているのもあなたなんだから。認めて欲しいがためにそこにいるんだよ。ほら、みんながあなたを祝福して笑っているじゃない。だから、ずっとあなたは認められてきたし、一人でいたけれど独りぼっちな瞬間はどこにもなかったんだよ。たまに確かめたくなっただけなんだね。あまりにも幸せすぎるとわからなくなるからね。あなたが楽しく過ごしている姿に認めて欲しいと思っている周りの人たちは次々と集まってきているんだからね。安心してね。