夕焼け

日々

沈む太陽

さっき河川敷を通りがかったら、今日は特別に夕焼けが美しかった。今日もまた日が沈む。当たり前でずっと前からその繰り返し。そして夜の帳が下りる。夜も必ずやって来るね。そしてまた明日には日が昇る。また朝がやってくる。でもそれは未来のことだから確定ではないね。でもきっと朝が来ると信じているから来るんだよ。さて、今日一日は素晴らしい日だったかな。それとも大変だったかな。それも大自然の前では些細なことだね。

すべては繰り返し

毎日同じことの繰り返し。でも永遠には続かないね。いずれその太陽も燃え尽きてなくなってしまうらしいね。まぁ、自分はそれを目の当たりにはできないね。当たり前の日々は、当たり前なんかじゃないんだよ。奇跡の連続だね。だからかどうかわからないけれど、ふと夕焼けを見ると息を飲んで見つめてしまうあなたがいるね。普段は様々な人工物に囲まれて、自然のエネルギーを感じる余裕もなく一日が過ぎているけれど、間違いなくあなたはそのエネルギーでここにいるんだよ。いつもは気にも留めないけれど、本当の自分は自然の中にしかいないんだね。呼吸をしたり心臓を動かして生きているけれど、本人のあなたは全くその自覚がないけれどね。そしてそれは自分ではコントロールできるようでできないね。呼吸は意識すれば早くしたり遅くしたりはできるけれど、止めてしまうわけにはいかないね。心臓もドキドキしたりすると動きを早めるけれど、それはあなたの意思でそうなるわけではないね。コントロールできそうでやっぱり直接は難しそうだね。

また明日

そう、いつもは生きること以外のどうでもいいことを考え続けているね。それも悪くない選択だけど、たまには何にも考えずに自然に触れてそのエネルギーを身体に満たそうよ。そうすると、いつもやっていることなんて実はほとんどやらなくてもいいことばかりだと気づくね。そしてそれに気がつくと自然に笑みがこぼれるね。あははと笑ってまた明日。さて、明日はどんな物語が始まるのかな。そんなことを思っているうちに気がついたら月が出ている。ああ、お月さんこんばんは。今日は十三夜のお月さま。その月は沈んで見えなくなった太陽の光に照らされて鮮やかに一晩中輝いている。夜なのに太陽の光を浴びているね。そう、いつもあなたは太陽に照らされているんだよ。それだけでパーフェクトだよね。