不要品
オワコン
今の社会では、年齢が50を超えるあたりから、労働市場においては誰からも必要とされてないことを感じ始める年齢になるね。あくまでもこれはどこかの会社に属するという視点だけどね。いわゆる転職市場っていうものだね。逆にそれに縛られてしまっているから、該当する人たちは落ち着いて今を生きられなくなるね。そうして、イヤイヤでも誰かに合わせて生きることを仕方なく始めるね。しがみついてでもその大きく見える船に乗ってさえいれば、みんなと同じ場所にたどり着くことが出来ると信じているね。自分のニーズがなくなるなんていう視点は余分なものを売る商売の言葉でしかないんだから、人生オワコンというレトリックは面白いけれど、根本的には違った言葉を組み合わせて遊んでいるだけだよ。楽しめないならその言葉遊びは成立しないね。だからマジで受け取って傷つかなくていいんだよ。
パラダイムシフト
誰よりも強くなっても、どこよりも大きくなっても、生き残る要素にはならないね。状況の変化にしなやかに対応して変化し続けるものだけが次の時代を任される。対応できない生き物はそこで淘汰される。ダーウィンの進化論をなぞらえた、そんな言葉ををよく聞くんじゃないかな。確かにその方が楽しいならそれでいいけれど、気をつけないと結局誰かのマウンティングから来る言葉かもしれない。そういう時は受け取らずスルーでいいと思うよ。そもそも誰にその言葉を言っているのかな。そんなこと言われなくてもあなたはときどきにしなやかに変わり続けて今ここにいるんだから、もうすでにクリアしているということだからね。そう、すでにあなたは選ばれしものなんだから、これぽっちも心配しなくていいんだよ。どんどん移り変わる社会とそれに対応して変化し続けるあなたを面白がって楽しんでいるぐらいでちょうどいいと思うよ。
明日のために
まだ見ぬ明日のことを知っているかのように語られると心が揺さぶられるかな。そういう笑顔で良い人ぶって近寄ってくる人に思わず心を動かされるけれど、それもあなただよ。そのいい人はあなたがそこに生み出した安らぎのための架空の人でしかないよ。今あなたに必要だから近づいてくるように見えるね。あなたはそうやって必要なものはすべて手に入れている。そうやって今ここにいる。何が終わったんだろうね。何が不要になったんだろうね。何も始まってもないし終わってもないよ。選択肢が狭くなっていると感じているならいつも言うように要注意だね。会社に属するということが普通だと思い込んでいる。それ以外やったことないあなたはその先に何が待ち受けているのかわからない。知らないことはあなたの世界にはないことになっているね。でもそれもだんだん気がついてくるよ。必要な時にきちんと必要なものに出会うようになっているから大丈夫だよ。だから安心できるなら毛嫌いする事はないけれど、それ以上でもそれ以下でもないから、必要がなくなれば自然にそのいい人はいなくなるはず。必要だからそこに見えるし不要だと見えなくなる。必要も不要もワンセット。始まりも終わりもワンセット。どっちもいつもそこにあるってことだね。でもどっちもそこにあると何もなくなる不思議な存在だね。あなたも同じ、あなたがいるにはあなた以外がいないと消えて無くなるっていう仕掛けってわけだよ。だからすべては見えないけれどそこにあるから何も心配しなくて大丈夫ってわけだね。