勤労

日々

仕事と家庭

仕事と家庭どっちが大切なの?なんていうセリフがいっとき流行ったりしたね。今は横文字になってワーク・ライフ・バランスなんて言ったりしている。なんだかよくわからないけれど人生をワークとライフに分ける必要がそもそもあるのかと思ったりするのは内緒で、やりがいのある価値ある仕事とかけがえのない家族との時間の調和を目指すことが今は良いこととされているみたいね。あなたはどう思うかな。今では役職や地位を求める若者は少なくなって、仕事よりも自由な時間を優先する生き方が多いとかマスメディアが報じているね。それは仕事よりもプライベートを尊重するような文脈で語られることが多いみたいだけど、実際は仕事の正体がだんだん暴かれてきただけなのかもしれないね。価値ある仕事なんてものはほとんどなくて、仕事という名の暇つぶしだということがバレてきたんだろうと思うね。

ライスワーク

働かざるもの食うべからず、ということで低賃金で長時間働くことでようやく飯が食える仕事をライスワークと呼んだりする。まさに飯を食うために働かざるを得ない状況のことだね。日本経済がデフレで実質賃金が上昇せず、労働者の可処分所得は消費税増税などによりじわじわと減少傾向にある。その中でも連日株価だけは高値をつけ、ビットコインは乱高下している。まさにお金は余っているんだよ。勤労若者の手元にはないけれど、あるところには余って仕方がないようだね。仕事をするのは正しいことで良いことだとされているのが今の社会だね。人間社会では勤労の義務が法律上でも定められていることもあるからね。何かしら仕事をしなさいとなっているのは、納税の義務も絡んでいるね。戸籍を管理することはもともとは年貢という税金の徴収のためだったのと同じで、そのまま会社勤めになると給料天引きで税金が徴収されるようになっているね。

真面目に働く

これからはロボットやAIの時代になると言われている。だから文句一つ言わず部品が壊れるまで延々と繰り返し作業ができるロボットに取って代わる仕事がたくさんあるらしい。いわゆる単純労働や労働集約的な仕事はロボットの方が得意ってわけだね。人間はそういう仕事からあぶれてしまう。だから真面目に働くことでロボットと競い合ったとしても勝ち目がないね。だからロボットにできないことを仕事にしていくことになるね。正確さや素早さなんかは到底かなわないから、その反対を目指すことになる。不真面目さ、ダラダラする、やっているふりをするなんてその究極の技かもしれない。そういう人間らしさがこれからどんどん主流になるかもしれないね。真面目にやれよ、仕事じゃないんだから!なんて言葉が教科書に載る時代がもうすぐそこまできているかもしれないね。