ノリノリなの

日々

よっこらせ

重い腰を上げて物事に取りかかったら、それはもう終わっているのと同じなんだよ。え?そんなことないって?でも、いつも心に重さを感じるのは、取りかかるまでが一番感じるんじゃないかな。そこで、勢いみたいなものでその物事に手をかけた瞬間にその物事はもう消えて無くなっているんだよ。あなたに気がついてもらうまでずっとそこにいたんだけれど、あなたがそれに気づいたよと答えてやることで、ほとんどの役割はそこで終えたわけなんだよね。一番良くない状況は、やらなきゃいけないと思いつつも、見てみぬふりをし続けているとき。そこが一番の越えるべき壁となっている部分だね。そこをよっこらせと登ったら、ほら向こう側がスッキリ見えるね。その景色を見たら終了なんだよ。その時は決まって「なーんだ」って言うね。

杞憂

取りかかる前に思っていた向こう側の景色は、それはもうとんでもなく面倒で見たくないものだったね。その景色はあなたの心の中で作り出されたものなんだけど、大抵はそれは悪い方向でできている。心が汚れているからそうなるとかじゃなくて、悪い景色を予感させる何かがそこにあるんだよ。その何かの正体を探しているうちに、あることに気がつくね。それは、それを最悪とレッテルを貼っている正体はあなたなんだよね。いろんなことをでっち上げて最悪とすることで目を背けるに値する言い訳を生み出している。そんなあなたを許すために最悪なことにしておかないと困るんだよ。だからものごとにそうやって色をせっせとつけているんだね。

ノリと勢い

ノリでついでにやっちまえ、ぐらいな、軽い気持ちで物事を見るようにしよう。それぐらいがいちいち色をつけないで見られるからちょうどいい。ものごとは単にものごととして起こるものであり、雨がふったり風が吹いたりするのと全く同じだね。雨は嫌な気持ちになるとか言うのも、あなたがそう分類しているだけで、雨を心待ちにしている生き物もたくさんいることは知っているね。嫌な気持ちもいい気持ちも結局はノリと勢いでそうしているだけで風が吹くのと同じく、ずっと続くことはないね。雨が降れば傘をさすか、家にこもってのんびり過ごすし、風が吹けば建物の中に入るか、木の影でやり過ごすね。そうやってフットワーク軽く対処している。それがいいね。今日もノリノリでお願いしますよ。