先に笑おう
あなたが先
なにかを変えようとするときは、必ず自分ができることを探すといい。特に人を管理監督する仕事や、指導する立場にある人は気をつけた方がいいね。怒鳴りつけたり叱ったりなだめたり褒めたりと、昔から方法は色々あるけれど、本当にその人が変わるときは、あなたのおかげではなく本人が心を変えたときだね。だから思い通りにならない人を嘆く時間があるのなら、その分自分がどう変わることができるかを考えたほうが、結局は絶望しかないと感じているこの世界を変えることができる。あなたが変わって世界が変わったら、あなたの周りのあらゆる事の関係性もがらっと変わるってわけだね。
あなたのせい
教える立場にある人はなおさらだね。思った通りの結果が出てないとあなたが感じるときは、あなたの教え子が悪いわけではない。100%あなたのせいだね。これは微塵にも疑う余地がない。え?そんなことないとあなたは言うだろうけれど、そこには疑う余地がゼロなんだよ。それであなたは今カッとした気持ちになったかな?そう、その怒りや苛立ちがその証拠だね。あなたは他人をコントロールできるという前提を持って人と接している。すべてはそこからあらゆる問題の発端となっている。だから根本の原因はあなたであって、他人の問題ではないということだよ。
あなたがすべて
今目の前に広がっている世界はあなたの作品なんだよ。だから作者であるあなたにすべての責任があるね。あなたは思い通りにならないことを生み出した。さらに思い通りにならないことを前提にした、さまざまに関連することもあなたが創り出した。それらが色々からみあってあなたの思考の癖を形成している。さらにその偏った思考であれこれと誤った判断を積み重ねてしまう。その結果、あなたが腹ただしい現実と呼ぶ世界が広がったというわけだよ。だから、まずはあなたから変わるしかないね。あなたが変わればすべての関連性もリセットされてガラガラポンになる。そしてすべてが再構築されると全く違った世界が目の前に広がるんだよ。あなたが主役だし、あなたが神だったというわけだね。