ネットしか勝たん
探し物
今はスマホでインターネットにいつも繋がっているから、探し物がすぐに出てくるね。見慣れない漢字の読み方や、クイズ番組の正解なんて一瞬で答えが見つかる。そうやってネットを調べ物や探し物に使うのが便利で虜になっていると、元々の能力を失っていくことになると危惧する声もちらほら出ている。そういうのはコツコツと自ら覚えて記憶していった方が、知恵に変わり活用や応用ができる一方で、スマホに依存してしまうと記憶すること自体の能力が失われてしまい、ついには情報を再利用したり応用したりすることができなくなるらしい。そんな極端なことって本当に起こるのかどうかはもう少し後にならないとわからないと思うけれどね。
頭脳ネットワーク
現代でも頭脳明晰と代表といえば東京大学の学生ということになるのだろうか。テレビでもクイズ番組で東大王なんていう呼称が使われている。いまだに暗記力に優れ博学であるという代名詞となっているんだろうね。東大は昔の中国の科挙の予備校のような役割を果たしているね。高級官僚とかエリート政治家を育成するところだからそういうイメージが根強いのかもしれないね。そうやって記憶した様々な知識が今ではクイズ王になるために使われているとしたら皮肉だね。知識を得る苦労や暗記力を磨かなくてもスマホ一つさえあればすぐに答えがわかる。スマホを維持するだけの収入と調べ物ができる能力さえあれば誰でも東大王に匹敵するというわけだね。
ネット中毒
ネットは人類の叡智の結晶だね。だから良いも悪いもネットの影響も大きいのは事実だね。ネットはすぐに答えを教えてくれる。自分の頭で考えなくても全部答えはネットの中だね。気がつけばいつしかあなたの人生もネットの中で完結するようになる。映えることが最も大切なことで、撮影してSNSにアップロードした後はどうでもよいつまらない時間になってしまっているね。生きるシーンの一瞬を切り取ってシェアすることで日常生活が潤うわけがない。その充実した一瞬のためにすべてを犠牲にするような生き方は、素敵な一瞬とそうでない退屈な長時間を生み出してしまう。便利だからといって中毒にならないように付き合うのが良い塩梅だね。