乱暴な願望

日々

全部欲しい

日々いろいろなことが起こりそれに対処するために思わぬ出費がかさむことがあるね。そうでなくても、ちょっと思い出すだけであったらいいなと思うものがどんどん出てきて、本音は全部欲しい。でもそれではお金がいくらあっても足りないから、欲しいものリストの中で一番欲しいのどれかを厳選してお財布と相談している。そんなことも気にしないで全部手に入れられたらどんなにか幸せかと思ってあなたはいつもため息をつく。でもよく考えてみてよ。その欲しいと思っているそれらは、本当に欲しいものリストなのかな。ないと困るもの?もしそうなら今とっても困っているはずだね。

必要だから

ネット時代の上手な買い物の方法としては、日々欲しいものをとりあえずカートに片っぱしから遠慮なく入れてしまう。カートに入れるだけで今は買わないでもいいね。それでお買い物の擬似体験をそこでするわけだね。実際の購入手続きは月末に一括で処理するらしい。そこでもう一度欲しいと思って片っぱしからいれたもののリストを精査するんだね。本当に欲しいのか、それとも単に勘違いなのかを最終チェックするわけ。そうするとかなりの数のアイテムは、なぜそれをカートに入れたのかの理由すら見当たらないものばかりらしい。どうやら必要だから、ないと困るから欲しいと考えているわけではないみたいね。

ストレスと欲求

おそらくストレス解消のためのお買い物なんだよ。欲しいものなんて実は何もない。だからこそ欲しいものを生み出すことで不足を自ら生み出している。そうすることで満たそうとする意欲が湧いてくる。そうして偽りの足りないという感情から自らを行動に駆り立てているだけのことにすぎないんだよ。満ち足りた生活が不安でしかたがないなんて皮肉だね。でもほとんどの欲望や願いは、今それが足りない状態でないと生まれないね。そう、充足していたら願望や欲望が消えてなくなってしまう。そうすると何もしたくなくなってしまうことが一番怖いんだね。足りないを基準にしないでも満ち足りたことを基準にして楽しい人生を送ろう。それがいいよ。満足な人生をポチッとな。