人生は冒険
安全地帯
何かチャレンジして失敗したとしても、それはそれで大丈夫だよ。そのときに心は少し挫けそうになるけれどそれも大丈夫な証拠だから安心していい。それを体験するためにそのチャレンジがあったというわけだね。あとからの強がりに聞こえるかもしれないけれど、そうではなく純粋に挑戦するとはそういうことだね。稀に挑戦するつもりで思い切ったことをやろうとするけれど、それは挑戦になってないことが多い。いつものコンフォートゾーンにいながら高みの見物を決め込んでいるのは全くもって何にも挑んでいないね。そこは危ないかもしれない、という場所までいかないと新しい何かを得ることなんて夢のまた夢だね。
知らない場所へ
だから知らないところへ旅することを冒険という。冒険は次から次と一見困難な出来事がやってくる。そこに価値があるね。旅に出ていつもと同じ日常生活を安心して過ごしているけれど、それは旅ではなくて場所移動にすぎない。どんどんやったことないことをやってみたり、みたことのない風景を見にいったり、いつものあなたが選ばないものをあえて選んだりして失敗しないと意味がないとも言える。だから失敗を経験するために冒険するといっても過言ではない。失敗は悪いことのように思い込んでいるけれど、いわゆる失敗は本当の失敗ではない。何度でもやり直せることは単に小石を踏んだ程度ということだね。
向かい風
風が吹き荒れる街の中を一人あなたは歩いている。向かい風が急に強くなる時もあれば追い風のときもある。風向きはその時々に刻々と変化することに腹を立てても仕方がないことぐらいは知っているね。その時々にどうするかはあなたが決めればいい。立ち止まってもいいし、屋内に逃げてもいい。そのまま強行突破してもいいし、車に乗り込んでもいい。完全に自由な選択を気ままに選べばいいね。でも、風が強いときは何かが突然飛んできて危ないこともある。たまたま避けることができればやり過ごせるけれど、稀に当たって痛い目に遭うこともある。それを悪いこととして大騒ぎするか単なる偶然としてやり過ごすか、これもあなたが決める完全な自由がそこにあるね。そこを楽しむために出来事に色をつけて遊んでいるのがあなたなんだよ。