世界を変えるのはあなた

日々

世界はあなた

「こんな世に誰がした」って嘆いているけれど、それはあなたが作っているんだよ。え?そんなことありえない、と思っているみたいだけれど、「こんな世に誰がした」という感想が仮に良いにしても悪いにしても、そう感じているのはあなただね。いやいや、嫌なことばかりで望んでないことばかり。だから、そんなふうにわざと作るわけがない、とあなたは思っている。ほら、そう思っているからそのとおりの世界になっているね。あなたが望んでない世界が目の前に広がっている。屁理屈だって?まぁ、そうかもしれないけれど、世界はあなたが作っているとよく言われているのは、そういう構造だね。あなたの感想が目の前の世界のすべてということになっているということ。それを認識というのかクオリアというのか学問的にはよく知らないけれどそういうことだね。

あの人の気持ち

たくさんの人とすれ違う毎日なのに、不思議なことにその中で特定な人とあなたはよく知る仲になる。毎日お昼を買いに行くコンビニの店員さんと、今日は暑いですね、なんて他愛のない会話をしている。それ以降そのコンビニであなたを見かけるたびに色々声をかけてくれようになるね。それをうざったいなと思っているあなたもいるけれど、少し気にかけているあなたもいるね。どうしてあなたに声をかけたのか、商売だからお客にそれぞれ声をかけているのか、それはわからないけれど、おそらく何百人と来店するお客がいるのに、明日からお休みですか、なんていう会話をしてくれること自体が奇跡だね。コンビニを出たら普段どおりの町並みの中に覚えきれないほどの人が行き来している。その景色は見慣れたものだけど、人々の顔と名前は含まれていないね。

あなたはどこ

世界はあなたの外側にあると思っているけれど、実は外には何もなくてあなたの内側にだけあなたの世界があるということ。あなたの感想で世界ができているということはそういうことになるね。だからあなたはいつも見ている町並みにも、オフィスにも、パソコンに向かっている今も、あなたはどこにも写っていないね。いつも見ているのは手先とか足先とか眼球が見られるところまでだね。その見えているものすべてが世界を構成しているんだけれど、その画像処理はすべてあなたが担っているということだよ。赤いリンゴはどんな風に赤いかを感じられるのはあなただけ。他人と共感できている気がしているけれど、それは確かめようもないね。さて、あなたはどんな世界に見えているのかな。そして世界を変えることができるのはあなたしかいないということになるね。