全体休め!

日々

何もしない

おやすみなのに何もできない日々が続いて嫌になってしまっているかな。何もしないということを楽しめるといいんだけれど、おやすみは行楽日とセットになっているからこそ、休みに何もしないと背徳感を感じるようになっている。おやすみなのにスケジュールを埋めようとしている。それで埋まっていると充実感があるのかな。まぁ、ボーッとするのもいいし、散歩するのもいいし、普段気になっていることを改めて調べてみるのもいいね。外からは何もしてないように見えるけれど、見栄えで休んでいるわけでもないのでそれでいい。いつの間にかゴールデンウィークと名付けられた祝日の塊は、行楽のための祝日と強制力を持ち始めてしまっている。皮肉にもそれをリセットしてくれるのが昨今の状況でもあるね。

オンとオフ

仕事があるときはオン。仕事がないときはオフ。これは何を意味しているのだろうね。働く人間をロボットのスイッチを入れる、入れないになぞらえてそう言っているのかな。よく考えるとわかったようなわからないような言葉が行き交っているね。言葉に意味を持たせずにいつの間にか多くの人の中で定着させることができれば新たなマーケットが生まれるね。だから広告代理店は流行り言葉をいつも生み出そうと躍起になっている。それらにまみれて本来の休日の意味を取り替えているんだよ。そもそも人生にオンもオフもないね。疲れたら休めばいいし、回復するまでの期間なんて予めは決まっていない。

集団行動

祝日はみんな一斉に休む。そしてそれが終われば一斉に動き出す。こんな不自然なことがいつから始まったのかを考えてみると明らかになるけれど、人類の本質と呼べるほどの歴史はないね。いわば社会が押し付けた集団行動でしかない。休みたいときに休むのが自然だし、毎日やりたいことを楽しんでやっているのが本来の姿だね。そこに祝日とか休みとかはあまり関係はない。もちろんそれを前提に社会が構成されている部分もあるからある程度は縛られるかもしれないけれど、普段は週5仕事に出かけているならば、年に1度の5連休ぐらいがなぜに大型連休と呼ばれるのかを考えてみると良い。もうそろそろ自分の頭で考えて行動するようにチェンジした方がいいと思うよ。