神対応

日々

あなたの設定

どちらかというと楽観的で細かいところは面倒なので気にしないタイプなんだけれど、でも実は人にどう見られているのかが細かいところまで気になるタイプなのかな。そう認識しているとして、その認識しているのはこの場合はあなた自身ということになるかな。ならその認識しているあなたはどこにいるかを探してみよう。いやここにいるよというけれど、ここにいると思っているのは誰だって話だね。いやいや何を言っているの?と思うね。わたしはここにいる。それだけで十分な証明になると思い込んでいるけれど、わたしはここにいると認識している私以外の存在は誰だということ。よく言われることだけれど、この辺りはバグっているから意味不明で受け流すしかなくなるのは人間の仕様だね。

認識の差

カナブンという昆虫がいるね。知っている人からするとどうってことない虫の仲間のひとつかもしれない。そもそも虫が嫌いならすべてが敵だろうね。でも虫に詳しくない人は、丸っこいカナブンとゴキブリは同じように見えるらしい。その境界線は似て非なるものと思っているのか、同類項でまとめてしまっているのか、それもあなただけの認識だね。ありそうであると証明できない何かが認識であり、意識である。私は私だ、確固たる私がここに生きていると高らかに宣言するタイプがいる。それで全く問題ないんだけれど、実はそれはバグっているね。鏡に映る私をみてそれがわたしだと言っているのにすぎない。そういう人に限って、鏡の向こうに映る自分をみてあれが自分だというなんて馬鹿げていると本気で考えている。

神や悪魔

仕方がないので存在しているようでしていない不安定なものを扱う時に便利なのが神や悪魔という概念だね。ここで神や悪魔を生み出したのは人の認識、つまり意識だということがわかるね。神が人を創り賜うたわけではなくて人が神を創ったわけだ。そういうバグのためのパッチ当てのようなものだね。綻びはしばしば気づかれて厄介な問題を引き起こすことがあるので、神だの悪魔だの仕業にしておけばとりあえずそこは凌げるっていうこと。だからといって神や悪魔を蔑んでみるのはないよ。全く逆でそのおかげで大した混乱もなくストーリー運営が安定しているんだから、感謝して当然のものなんだよ。だから首を垂れたり拝んだりしていいんだよ。まぁ正体はあなたなんだけれどね。