孤高のあなた
勇敢
思い切ってやってみたことが裏目に出た時に、ほら見たことかとがっかりしたりしているかな。でもそれは他人の評価を気にしすぎているだけだから、取るに足りないことだよ。だいたいほら見たことかと揶揄する周りが仮にいたとしても、彼らはだからこそ1ミリも動けない世界からそうつぶやいているに過ぎない。あなたはそれを超えてアクションできたからこその結果なので、彼らのことを心にかけることはあっても彼らのことを気にしすぎることもないね。愛と勇気なんていうのは自然の中にあるものではなくて、あなたの頭の中で生まれた概念だから何が正しいとか何が間違っているとかはすべてあなたが司っていることになる。
決定者
だからあなたがすべてを決めることができる。それがよかったのか悪かったのかも含めて、その判定はやった本人でしかできない仕組みになっている。だから周りの意見は気にしなくていい。むしろ周りの意見を尊重するあまりにあなたの決定権を譲りすぎるのも考えものだね。あなたがひいたおみくじを誰かに渡してあげても誰も喜ばないね。おみくじは引くという動作を主体的にやるからこそ楽しいものなんだから。それで結果が小吉だろうと大吉だろうと、ひかないと何も始まらない。一歩の勇気はそこにあるね。でも計算高くなってしまったあなたは、引く前に全部頭の中で体験してしまうからおみくじに手を触れなくなっている。ほら見たことかと言うだけの批評家のようにね。
恐れているのは
あなたは何に恐れているのか。思わぬ結果なのか、その結果をバカにされることのなか、それとも生きることそのものなのか。いずれにせよあなたはあなたに一番支配されすぎていることは間違いないね。思わぬ結果を楽しむことが生きることそのものであって、それを最大限に体感することが喜びのエネルギーそのもの。それをすべて拒否するなんて、普通に考えたらありえない行動なんだけれど、普通でないのが厄介だね。どうして普通になれないかという原因はすべてあなたがあなたをえこひいきしすぎているからだよ。あなたは思わぬことを忌み嫌い、結果が悪くて罵倒されることを恐れる孤高の存在だと思いこんでいる。実は全くの真逆で、石ころが転がるだけで面白がって喜ぶような単なる自然の一部に過ぎないことをすっかり忘れてしまってね。