ケ・セラ・セラ

日々

自由なあなた

いつもあなたは自由だと思っている。何をするにも、どこへ行こうにも誰にも止められない。やりたいことができない人生なんて想像もできず、とってもつまらないと思っているね。そうやって不自由なことよりも自由を尊重していく。でも社会で生きていくにはそれなりのルールと縛りがある。仕方がないけれど最低限それに沿って行動しないとさらに不自由になることは目に見えているからうまく調和しながら生きているね。でもここ最近は社会が大きく変動していて、今まではうまくバランスを取ってきたつもりだったけれど、もうそろそろ調整とかいうレベルではなくなってきてどうしていいかわからなくなってきたね。

社会のせい

誰のせいでもないことが起こったとは頭で理解はしている。けれどももっとうまく対処できる方法はなかったのだろうかと疑問を持ち始めている。要するにちょっと疑い始めているってことだね。一度疑い始めると、もうすべてがダメダメに思えて腹が立ってくるね。もちろん後出しジャンケンなのはわかっているけれど、いつまで同じことを繰り返しているんだと呆れて物が言えない。そろそろ誰かの比較や真似事じゃなくて自らが考え抜いた施策が必要なんじゃないかと思っている。その瞬間にあなたに流れていたエネルギーの向きが変わるね。それまではなんとか乗り越えるための様々な方策をあなた自身に課していた。それがあなた自身に向けることをやめて、あなたの外側に向かうことになる。そうなるとどうなるのか。

あなたのせい

社会が間違っていると思った瞬間にあなたはこれまでの創意工夫を忘れてしまう。思わぬ災難だったけれどそのおかげであなたはとてもいろんなことを得ていたのに。いやいや、多額な損失だとあなたは言う。それは経済的に見ればそうだろう。損か得かで日が暮れていた以前の生活を基準にしたら間違いなく言っている通りだ。けれど今あなたは困窮の先っぽにいることで見えてきた何かもあったんじゃないかな。もちろん借りたお金は返さないといけないという現状のルールでは大変だろう。けれど返せるならば返すけれど、返せないならごめんなさいでも良いとすればどうだろう。もちろんそんなことは妄想に過ぎず、そんなことを考えたところで社会は変わらないし借金が減るわけでもない。でも、なるようにしかならないとすれば自己破産しても良いんじゃないかな。その先の人生は地獄だと知っている人は実はいないんだよ。知っているつもりの人ばかりだよね。