レッツトライ
単なるひらめき
ふとしたことをきっかけに「ああ、やってみたいな」って思うことがあるね。でもその後すぐに「でも失敗したらどうしよう」とか「そんな時間ないな」とか何故かできない言い訳が山程出てくるね。それであなたはいつもの通り「ああ、やっぱダメか」とすぐに諦める。そんなことを今までずっと繰り返してきた。それはもう随分と前のことだから気にもしてないし、そもそも覚えていないものばかりだろう。けれど記憶の奥底でずっと引っかかり続けているんだよ。まるで解けないパズルをそのまま放っているようにね。そして何をするにもずっとモヤモヤしているのは、そういう未解決のことが積み重なって得も知れない不足や不満の雲の中にいるからだよ。ずっとモヤで視程が悪いままだね。
思い立ったら
だからダメでも成功でも何でもいいから、気になったらやってみることが大切だね。ジャストアイデアだとバカにして打ち捨ててきたそれらは、あなたのために気づいてもらうためにやってきたんだよ。それなのにあなたはそのメッセージをきちんと見もしないで捨てている。捨てられるからまた気づいてもらうために手を変え品を変えて次々とやってきている。あなたはそれに気づかない。でもそれに気づくまでずっと次のステージには進めない。まるでそれはロールプレイングゲームのように、必要なレベルとアイテムが揃わないとレベルクリアとはならないかのようにね。だから同じところをぐるぐる巡回しているように思ったら、実はそれも足りないピースを教えてくれている。そこから次のマップに行くための条件をクリアするためにね。だからあなたの興味関心を引いたそれらにしっかりと向かい合って見るといいかもしれないよ。
永遠のミッション
そうやって「とにかくやってみる」ようにすると、すぐに分かることがある。それは「思考」よりも「行動」が永遠のミッションであったことだね。そもそもあなたは行動して体験するためにそこにいる。だから普段はいかに頭の中の思考にとらわれてしまってやろうとするあなたを邪魔し続けていることもより明確にわかるね。もちろん危険なことは思考が止めてくれたからこそ命拾いしたこともある。でも結局命を大切にするあまりにあらゆるリスク計算ばかりするようになって、結局「ひらめき」という重要なミッション司令を「思いつき」として受け取らないようになってしまった。今後ますます「単なる思いつき」は「取るに足りないもの」としてバカにされ続けることになる。そうしてあなたへのミッション司令を受け取り拒否し続けて、やがて「思いつき」だけで行動することもままならなくなってしまう。だから失敗なんて幻想を恐れずにとにかく「やってみなはれ」だね。やってみて初めて気がつくのは、実は「やってみることすらできない」ことがほとんどだということ。だからモヤモヤしているぐらいなら「やってみよう」として少しスッキリするのがいいね。ほら、そんなのでミッションクリアだよ。ようやく待ち望んだ次のステージに進むよ。