壊れたプレイヤー
オウム返し
同じことを繰り返している人がいる。たいていこういう人はそれほど迷惑をかけていない。でもその人に従って行動しなければならないとなった途端に苦労するね。いつもいつも同じことをずっと指示される。嘘でもそれに従っているふりをしなければならない。さてあなたならどうするかな。そこから離れるというのが一般的なソリューションかもしれない。そうだね。それが一番被害が少なくてすむ。そしてもう一つは、その関係性に反応しないということかな。要するに色々と同じことを毎日言われて指示されたとしても、あなたも同じことをやり続けるということ。すなわち、同じことを言い続けていることを観察して、それに感情的に反応せず、あなたはあなたの思うところを進むという状況も被害は少なくていいね。
あなたをやめる
大抵の場合は、そういう人をどうこうと思って反応してしまう。それはあなたとその人が同じことを見て、同じことを考えられると思い込んでいるからだね。RPGのゲームでNPCといって同じことしか言わないゲーム進行を補助するキャラクターがいるけれど、たいていの場合はそれと同じということが多い。あなたと同じように見かけは見えるけれども、実は単純にプログラムされたルーティンを繰り返しているだけだと看破すること。そうすることで感情的に反応することはなくなるね。変な例えなんだけれど、実はこういう人があなたの周りの人なんだよ。嘘だと思ったらそういう風にもう一度周囲をじっくり観察してみるといいよ。そしてあなたも例外ではない。あなたはずっとあなただと思いこむこと、というシンプルなプログラムがループしているだけのキャラなんだよ。知ってた?
プレイしているのは?
ゲームの中でのキャラとして、それぞれがシンプルなプログラムをぐるぐると繰り返しているとして、そのゲームをプレイしているのは一体誰なんだろうね。あなただと思いこんでいたけれど、もちろんそれはそう思い込むというプログラムで出来ているだけの一キャラクターに過ぎないとしたら、画面に映っている一人に過ぎないね。だったらその画面を見てプレイしている正体がわからなくなる。なんとなく感じられることは、すべてがなにか大きな法則とエネルギーでできているんだろうということだね。あなただと思っているそのプログラムで見える範囲で観察して見ると、あなただと思っているそれはあなたが何かをして作ったとかいう部分はゼロだという事実に気づくね。あなたなのにあなたが生み出した手や指や足ではない。その視座で同じことを繰り返しているその人も見てみよう。少し違って見えるようになれば世界が変わったということだね。