受取拒否

日々

よく見る

いろんな出来事があなたを襲うけれど、実はその事自体をきちんと見ているわけではないね。意外と出来事そのものをしっかりと観察せずにそれが誰から言われたものかとか、どこからその話が出たのかとか、誰がそれをやったのかということばかりが大きな比重を占めていたりする。要はイメージというかあなたの第一印象でほとんどが決まるわけだね。良いことも悪いことも同じ割合だろう。蓋を開けてみればどちらも勘違いというパターンがほとんどだと気がついているかな。仕事上の失敗で再起不能になる人は本当に再起不能だと信じた人だけで、意外と大失敗した人ほど大成功していたりする。大失敗とほとんどの人が思い込んでみているけれど、実はその渦の中から覗くと次の成功の道筋が見えていたりするようだ。だから嫌いな人から言われた一言と、好きな人から投げかけれるその言葉は全く同じだとしても、あなたはそれを真逆の意味で捉えることがほとんどだということ。それだけイメージやバイアスというメガネを通してでしか出来事を見ていないことにまずは気づくこと。そこからが本編スタートとなる。

原因追求

よく仕事でもプライベートでも原因が必ずあるとされる。けれどそれは半分正解で半分は間違っている。原因とはあなたが探せる範囲のみで特定した仮の結論であって、どこの世界でも当てはまるような普遍的ななにかではない。少なくともあなたが知る世界での結末であってその先の知らないところではそれが実はなにか良いことへのファーストステップであって、いわばそれは必然であって良いも悪いもなかったりする。そもそも出来事は様々な因果関係が複雑に絡まってあなたの目の前にそう見えているだけであって、その裏側の関係性をすべて紐解くなんてできるわけがない。海を眺めて波を見ていたとして、その波が起こった原因を紐解くことができると言うのに等しいぐらいの作業となる。だからすべてはたまたまであって、波も大きく激しくなれば命に関わるほどになり、小さな波であれば心地よいものとして落ち着いて見ていられる。同じ波なのにあなたがそう判断しているだけであって波自体はだからといってあなたの思いを斟酌して大きくなったり小さくなったりはしない。津波のような大災害のときはどうすべきか。それと同じことが全てに当てはまる。とにかく原因なんてよくわからないけれど、あなたが不快に思ったり恐怖に感じたときはそこから直ちに逃げるよね。それを責めたりするやつはあなたを大切に思っている人ならいないはずだよ。

無反応

あなたに丁寧に説明する人はあなたを大切に思っている人だから少しぐらいは聞いてあげてもいい。けれど、あなたにロクにも説明もできない人やする気がない人にはスルーが一番だね。丁寧に包装された贈り物はそこに感謝の気持ちが表現されているわけだから喜んで受け取ればいい。だけど雑でボロで汚れた荷物は受け取らない方がいい。それと同じ対応で大丈夫だよ。どんなにひどい贈り物であっても受け取らなければあなたの手を汚すこともなく、ひどいものを贈ろうとした人が持ち帰るしかない。相手は悪い人だからあなたが一番反応する言葉を投げつけてなんとか受け取らせようとするだろう。そんな戦略に乗ってしまうと同じ穴のムジナになってしまう。またそういうあなたが一番気にしていることを平気で投げつけてくる人からは逃げた方がいい。良いとか悪いとかそれ以前に大きな波が来たら無条件にその場から離れるよね。それはあなたとか誰かとか関係のない話だよ。