バージョンアップ
思うがまま
もうすぐ長いお休みがあるね。もちろん人によっては稼ぎ時でお休みどころか繁忙期かもしれない。さて、少し時間ができたときにあなたはどうやって過ごしているかな。せっかくの休みなのでゆっくりのんびり何もせずにひたすら寝転がって過ごしている人もいるだろう。ずっとやりたかったアクティビティに挑戦する人もいるだろう。撮りためたビデオや見たかった映画を見てどっぷりと浸る人もいるだろう。それぞれがそれぞれに過ごしているのにはそれ自体に全く問題はないね。家に引きこもるのが悪いわけでもなく、外出することが無駄であるわけでもない。心が感じるままに好きに過ごせているかどうかが大事なことだね。家に引きこもって読書三昧で充実しているならなんら問題はないけれど、実はもっとやりたいことがあるのにやらない理由としてそうしているのならおそらく悶々としたせっかくのお休みを過ごしていることになる。
怖気づく
チャレンジしたいけれど、なんだかんだでしないのはまだその機が熟していないとも言える。だからそれはそれでいい。気にしすぎるのもよくないね。ところがあなた自身がそれを知っているだろうけれど、そろそろできそう、もしくはやっとここまできたか、というタイミングでまだできない言い訳を探しているならやめたほうがいい。ぐずぐずするのが楽しいならそれもありだけれど、そうでないのならエイヤッとその重くなった腰をあげよう。あとは野となれ山となれ、と思ってやってみることをおすすめするよ。そして必ずその後の感想は決め台詞が同じだね。「もっと早くやればよかった」とね。なんでそうなるのかはとても簡単な理由だ。人生に良い悪いという意味づけをしてしまっているからそうなる。つまり、やったら失敗するかもしれないし、やらなかったほうがよかったと後悔するかもしれないし、ちょっとした傷を負うかもしれない。その根拠はあなたの記憶の中だけにあるから、その世界の住民となって何もできなくなるわけだ。
あなたの世界
あなたという記憶があなたという人を投影している。どんなことをやってきてどんなことが得意でどんなことが苦手だとか、慎重な性格だから優柔不断で決断が苦手だとか、色々と設定を読み込んたあとにしか現れないわけだ。そうではなくあなたの設定が読み込まているうちに、やりたいことを先にやればいいね。後先考えずにというのはそういうことかもしれない。あなたという記録を詳細に読み込んでロード完了しないうちに、ゲームを進めるようなものかな。それであとから改めてあなたのプロフィールを確認すればいいね。そのときあなたは気づくだろう。ああ、あなたが思うあなたは、あなたが思っていたそれとはちょっと違うとね。そのときのあなたはすでにバージョンアップしたあなたに書き換わっているはずだよ。